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議会議事録(平成20年予算特別委員会 3月13日)

議会議事録(平成20年予算特別委員会 3月13日)

平成20年予算特別委員会会議録

〇議事日程(第1号)
 平成20年3月13日(木曜日) 午前10時00分開会

 第1 議案第2号 羽幌町後期高齢者医療に関する条例
 第2 議案第5号 羽幌町議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例
 第3 議案第6号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例
 第4 議案第7号 羽幌町職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例
 第5 議案第13号 羽幌町介護保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例
 第6 議案第22号 平成20年度羽幌町一般会計予算
 第7 議案第23号 平成20年度羽幌町国民健康保険事業特別会計予算
 第8 議案第24号 平成20年度羽幌町老人保健医療特別会計予算
 第9 議案第25号 平成20年度羽幌町後期高齢者医療特別会計予算
 第10 議案第26号 平成20年度羽幌町介護保険事業特別会計予算
 第11 議案第27号 平成20年度羽幌町下水道事業特別会計予算
 第12 議案第28号 平成20年度羽幌町簡易水道事業特別会計予算
 第13 議案第29号 平成20年度羽幌町水道事業会計予算

〇出席委員(12名)
 1番 蒔田 光子 君
 2番 伊藤 昇 君
 3番 寺沢 孝毅 君
 4番 磯野 直 君
 5番 高野 輝雄 君
 6番 森  淳 君
 7番 駒井 久晃 君
 8番 船本 秀雄 君
 9番 大山 新太郎 君
10番 熊谷 俊幸 君
11番 室田 憲作 君
12番 橋本 修司 君

〇欠席委員(0名)

〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人
町長 舟橋 泰博 君
副町長 松本 信裕 君
教育長 山本 孝雄 君
教育委員会委員長 松村 益司 君
監査委員 米澤 幸雄 君
農業委員会会長 林  弘之 君
会計管理者 長谷川 一志 君
総務課長 本間 幸広 君
政策推進課長 鈴木 典 生 君
財務課長 石川 宏 君
財務課主幹 三浦 義之 君
町民課長 大波 芳弘 君
町民課長補佐 濱野 孝 君
福祉課長 柳田 昭一 君
福祉課長補佐 浅野 勝彦 君
福祉課主幹 藤岡 典行 君
建設水道課長 平山 光彦 君
建設水道課長補佐 水上 常男 君
農林水産課長 西村 修 君
農林水産課長補佐 尾崎 正克 君
農林水産課主幹 山口 芳徳 君
商工観光課長 張間 正美 君
商工観光課長補佐 安宅 正夫 君
商工観光課商工労働係主査 敦賀 哲也 君
天売支所長 熊木 良美 君
焼尻支所長 永原 裕己 君
学校管理課長 品野 万亀弥 君
学校管理課長補佐兼学校給食センター所長 三浦 良一 君
社会教育課長兼公民館長 工藤 孝司 君
社会教育課社会教育係長 春日井 征輝 君
農業委員会事務局長 荒井 光昭 君
選挙管理委員会事務局長 本間 幸広 君

〇職務のため出席した事務局職員
議会事務局長 伊勢田 正幸 君
総務係長 渡辺 博樹 君
書記 西田 孝子 君
書記 富樫 潤 君

    ◎委員長あいさつ
〇蒔田委員長 会議に先立ちまして、一言ごあいさつ申し上げます。
 今期定例会におきまして、平成20年度羽幌町各会計予算を審議するに当たり設置されました特別委員会に副委員長として高野委員が、委員長に私が皆様からのご推挙をいただき、その職責を担うことになりました。まことにふなれではありますが、厳しい財政状況にあります中、平成20年度の重要な行財政の方向を決定する委員会であります。副委員長ともども懸命に務めたいと思いますので、委員の皆様の特段のお力添えをお願い申し上げ、簡単ではありますが、就任のごあいさつといたします。どうぞよろしくお願いいたします。

    ◎開会の宣告
〇蒔田委員長 ただいまの出席委員は12名で、委員の定足数に達しております。
 ただいまから羽幌町各会計予算特別委員会を開会いたします。
(開会 午前10時00分)

    ◎開議の宣告
〇蒔田委員長 これから本日の会議を開きます。

    ◎議案第2号、議案第5号~議案第7号、議案第13号、議案第22号~議案第29号
〇蒔田委員長 委員会に付託されました議案は、議案第2号羽幌町後期高齢者医療に関する条例、議案第5号羽幌町議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例、議案第6号特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例、議案第7号羽幌町職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例、議案第13号羽幌町介護保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例、議案第22号平成20年度羽幌町一般会計予算、議案第23号平成20年度羽幌町国民健康保険事業特別会計予算、議案第24号平成20年度羽幌町老人保健医療特別会計予算、議案第25号平成20年度羽幌町後期高齢者医療特別会計予算、議案第26号平成20年度羽幌町介護保険事業特別会計予算、議案第27号平成20年度羽幌町下水道事業特別会計予算、議案第28号平成20年度羽幌町簡易水道事業特別会計予算、議案第29号平成20年度羽幌町水道事業会計予算、以上13件を一括議題といたします。
 お諮りします。既に本会議において平成20年度各会計予算の提案理由の説明が終わっておりますので、本委員会では一般会計予算、各特別会計予算及び水道事業予算の内容説明を財務課長及び建設水道課長に求めることにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 異議なしと認め、ただいま説明した順序に従って進めることに決定いたしました。
 一般会計予算及び各特別会計予算の内容説明を求めます。
 財務課長、石川宏君。

〇石川財務課長  それでは、お配りしております予算説明資料に基づきまして概要を説明させていただきます。
 平成20年度の予算説明資料をごらんいただきたいと思います。まず、1ページ目をお願いいたします。予算の総括表でございます。1番目、会計予算の状況の表でございますけれども、各会計別に20年度の予算と前年度の予算を比較してあらわしております。一般会計と6つの特別会計を合わせた総額を合計欄に記載のとおり83億2,760万円、当初予算比では19.7%の減少となっております。
 下段の2の表ですが、一般会計予算の対前年度伸び率を平成9年度からあらわしております。20年度と19年度の比較では、マイナス13.8%となっております。増減の内訳につきましては、後ほど説明させていただきす。
 次に、めくっていただきまして、2ページをお願いします。一般会計予算の概要であります。1の歳入の状況、(1)、町税でございます。前年度対比で2,417万6,000円、3%ほどの減を見込んでおります。景気の減退に伴いまして、個人住民税で2,215万4,000円の減少が主な要因であります。
 (2)、地方譲与税等では、国の地方財政対策等により前年度対比で962万2,000円、4.6%の減を見込んでおります。
 次に、(3)、地方特例交付金でありますが、11年度に実施されました恒久減税の影響を補てんする制度であった減税補てん特例交付金が平成18年度をもって廃止されたことに伴いまして、その経過措置として設けられた特別交付金が余り見込めないということから、平成19年度当初予算との比較では224万6,000円、34.6%の減としております。
 次に、(4)、地方交付税であります。国が示します地方交付税総額は、平成19年度と比べますと1.3%の増となっております。町長からの提案理由でも申し上げましたが、地方税の偏在是正によります地方再生対策費の増額が見込まれますものの、頑張る地方応援プログラムによる算定が余り期待できない状況にあることなど不確定要素も多い状況にあります。このようなことから、普通交付税につきましては、一定の推計に基づきまして平成19年度当初予算との比較では7,500万円、2.8%の増となっておりますが、19年度普通交付税の決定額、もうこれは決定しておりますが、それから見ますと2,014万1,000円少ない0.7%減の27億4,000万円を計上いたしております。特別交付税につきましては、19年度が確定していない段階であります。この特別交付税は、3月の20日過ぎでないと確定しておりませんので、19年度も幾らになるかわからない状況でありますが、19年度の当初予算と比べますと10.6%、2億1,000万円計上し、交付税総額では29億5,000万円計上いたしております。
 次に、(5)の繰入金でありますが、町長からの提案理由でも述べておりますので省略させていただきますが、内訳につきましては摘要欄に記載のとおりであります。その他といたしまして、諸収入で備荒資金組合の納付金の還付金ということで1億7,000万円を計上しておりますので、申し上げたいと思います。
 次に、(6)、町債であります。内訳を記載しておりますが、総額では2億4,620万円の減となっております。なお、臨時財政対策債を除きます建設事業に係る起債では、昨年度より2億6,060万円減少いたしております。その要因といたしましては、ライスターミナル分、いわゆる米穀乾燥調製貯蔵施設の整備事業の補助金2億5,000万円が減ったことによるものであります。
 一番下になりますが、2の歳出の状況に移ります。予算総額に対する経常費と臨時費の内訳を載せてございます。ごらんいただきまして、説明は省略させていただきます。
 次に、3ページをお願いいたします。科目別収入内訳を示しておりますが、それぞれの収入科目ごとに一般財源、経常特定財源と臨時特定財源に分けてございます。ごらんいただきまして、全体の説明は省略させていただきますが、表の右側の合計のほうのところで収入の多い上位3つを丸つきの数字で表示してあります。
 次に、4ページをお願いいたします。科目別歳出内訳の総括表でございますが、その内訳を5ページ、6ページでもって説明させていただきます。
 5ページの経常費では、議会費から款別にあらわしておりますが、表の右側から4つ目の欄、網かけをしているところでございますけれども、当初予算で対前年との増減額を示しております。一番下の合計で1億5,959万3,000円の減となっております。増減の主なものを申し上げますと、この中の4款衛生費の1億2,195万円の減は、医療制度改正に伴います老人保健医療特別会計繰出金9,734万5,000円の減が主な要因であります。次の8款土木費の2,212万7,000円の増は、下水道事業特別会計への繰出金2,508万9,000円の増が主な要因であります。10款教育費1,497万7,000円の減は、総合体育館の指定管理移行によります維持管理経費1,527万6,000円の減が主な要因であります。13款諸支出金2,762万8,000円の減は、職員の退職による給料で941万3,000円、退職手当組合負担金などで1,821万5,000円の減額によるものであります。
 次に、6ページをお願いいたします。臨時費を款別にあらわしておりますが、増減の主なものだけを申し上げます。3款民生費1億1,152万3,000円の増は、新たな医療制度であります北海道後期高齢者広域連合への負担金など1億2,847万3,000円の増が主な要因であります。6款農林水産業費7億6,729万8,000円の減は、先ほど来から申し上げておりますようなライスターミナルに係る補助金7億9,265万円の減が主な要因であります。8款土木費4,518万2,000円の減は、公営住宅建設事業で3,086万5,000円、都市計画マスタープラン策定業務委託1,093万1,000円の減が主な要因であります。次の13款諸支出金1,197万2,000円の減は、昨年度は統一地方選挙と参議院議員選挙、そして町議会議員選挙と多くの選挙が執行されましたが、20年度は海区及び農業委員会の選挙であり、職員手当の減少によるものであります。このようなことから、臨時費総体の合計では7億2,040万7,000円の減少となったところであります。
 次に、7ページと8ページをお願いいたします。この表は、節別に集計したものでございます。ごらんをいただきまして、細かい説明は省略させていただきたいと思いますが、総体的な見方からいたしました節の中の主な増減の要因につきましては、昨年度市街地の除雪を民間委託しましたこと、それと平成20年度より焼尻めん羊牧場及び総合体育館の指定管理者制度への移行によりまして予算措置の節区分が変わりましたことや先ほど来より申し上げておりますライスターミナルなどが主な増減の要因となっております。
 次に、9ページをお願いいたします。9ページから17ページまでは、本年度の臨時的事業を事業ごとに簡単な事業内容と事業費、財源内訳を記載しております。主なものについてご説明申し上げます。まず、9ページ、2款総務費の1番、事務改善事業の事務改善、システム維持管理の604万9,000円でございますが、これにつきましてはパソコンネットワーク機器の更新、または法制度改正に伴いますプログラム修正のほか、端末パソコン更新によります費用としております。2番目の庁舎等施設管理の町有施設下水道接続の1,946万8,000円は、来年度デイサービスセンターや公営住宅など7カ所の接続費用1,680万円と下水道事業受益者負担金266万8,000円を予定しているものであります。財源、その他の1,680万円は、庁舎等の整備基金を充てております。3番、職員厚生事業の職員住宅外壁塗装300万円は、平成18年度に購入いたしました南3条5丁目の2階建て職員住宅の外壁塗装を行うものであります。7番、出資事業、地方公営企業等金融機構出資160万円につきましては、国の行政改革の中、政策金融改革によりまして平成20年10月に公営企業金融公庫が廃止されることとなっております。それにかわるものとして、地方公営企業等金融機構の設立法案が平成19年5月に成立しておりまして、全都道府県及び全市町村が出資して設立する機構であります。その出資金として、羽幌町の分がここの160万円でございます。この金融機構は、羽幌町でいいますと現在は主に下水道事業の起債の貸し付けを受けている機関であります。
 次の10ページをお願いします。11番、特産品PR事業、焼尻めん羊PR84万3,000円は、本年行われます北海道洞爺湖サミットの食材として焼尻めん羊の使用を推奨し、使用されることにより高級食材としてのブランド化を確立しようとするものであります。次に、3款民生費の4番になりますが、特別養護老人ホーム、特別養護老人ホーム改築検討経費24万3,000円は、特老の改築に向けまして事務費として旅費9万3,000円、委託料15万円を予算化しているものであります。次に、8番、後期高齢者医療事業の後期高齢者医療事業繰出金1億2,847万3,000円は、ご存じのとおり新年度から開始されます後期高齢者医療制度の広域連合への療養給付費の羽幌町負担分12分の1の9,708万6,000円と繰出金の3,138万7,000円であります。次、9番、介護福祉対策事業のデイサービスセンター整備事業78万8,000円は、パネルヒーターを補修するためのものであります。4款衛生費、1番、医療対策・予防事業の妊産婦等支援対策事業376万7,000円は、妊産婦健診費用の助成の回数を現在の2回から5回といたします費用339万円と離島地域妊産婦の健診及び出産時を合わせて16回使用の2等往復船賃の個人負担の全額17万7,000円及び宿泊費用負担として20万円であります。その下のウオーキング普及事業20万1,000円は、北海道の支援を受けまして、身近なウオーキングにより健康運動を推進するため、ウオーキングマップの作成や教室を開催するものであります。
 次の11ページ、9番の霊園管理整備事業の羽幌霊園整備事業54万2,000円でありますが、雨水等によります表土の侵食が進んでおりますことから、排水を整備しようとするものであります。次の6款農林水産業費は、そのほとんどが継続的事業でありますけれども、8番、土地改良事業で、次の12ページとなりますが、上から2つ目、国営造成水利施設保全対策事業989万8,000円は、二股ダムの土砂吐きゲートの補修と塗装を行うものであります。次の9番の畜産振興事業の焼尻めん羊牧場指定管理者事業負担金1,318万7,000円は、ご存じのとおり指定管理者制度導入に伴います負担金であります。
 次の13ページをお願いいたします。13ページ、15番、水産振興事業の中の下から2つ目、漁協本所冷蔵施設設置事業補助金1,158万7,000円は、既存の冷蔵庫の空きスペースに新たに冷蔵施設を整備するためのものであります。次の下段の漁協本所貯氷施設システム改良事業補助金2,540万円は、既存の貯氷施設本体の改修と氷の搬出入機械設備を整備するためのものであります。7款商工費の1番になりますが、観光・地域活性化事業の観光振興補助27万5,000円は、豪華客船ふじ丸が6月に島のほうに寄港いたしますことから、離島を知ってもらう絶好の機会であるため、地元特産品PRと離島を知ってもらう事業を展開しようとするものであります。次の3番、観光施設整備のサンセットビーチ整備289万1,000円は、ビーチ管理棟の塗装121万3,000円、トイレ屋根塗装53万9,000円、浄化槽機器取りかえ52万7,000円などであります。1つ飛びまして、天売自然公園整備725万8,000円は、赤岩展望台遊歩道や展望台の欄干が傷んでおりますことから、改修する費用として668万9,000円などであります。8款土木費、1番、道路維持整備事業の橋梁整備事業138万1,000円は、橋梁が整備されて相当年数を経過しておりますことから、点検調査業務に着手しようとするものであります。
 次の14ページをお願いいたします。上から3番目、温泉橋モニュメント灯具取りかえ業務委託211万1,000円は、昨年実施した温泉橋モニュメント灯具の残り半分を整備しようとするものであります。4番、公園整備事業のスポーツ公園整備612万6,000円は、大学硬式野球部や高校サッカー部の合宿に備え、整備しようとするものであります。それと、5番、公営住宅管理・整備の公営住宅解体1,020万2,000円は、南2条1丁目、2棟8戸の解体と次年度以降解体予定の港町団地及び寿団地の解体設計委託料を計上いたしております。
 次の15ページをお願いいたします。9款消防費で1番、防災対策事業の離島避難所用発電機等設置199万5,000円は、天売小中学校及び焼尻研修センターに災害に備えまして発電機などを設置するための費用であります。10款教育費、2番目になりますが、学校整備事業の中ほどにございます羽幌小学校整備269万5,000円は、石油暖房機取りかえ171万4,000円、体育館遮光カーテン取りかえ39万9,000円などであります。その下段のほうにあります羽幌中学校補修500万2,000円は、石油暖房機取りかえ192万5,000円と焼却炉撤去174万3,000円などであります。
 次の16ページをお願いいたします。16ページ、8番、公民館管理事業の公民館改修事業656万7,000円は、舞台にありますつり物ワイヤの交換として297万3,000円、屋上の屋根の防水として200万円、暖房設備の調査として130万円などの予算を計上いたしております。11番、社会教育施設等管理事業の羽幌町郷土資料館管理事業128万2,000円は、屋根の塗装を行うものであります。13番、体育施設等管理事業の総合体育館指定管理事業負担金1,960万7,000円は、指定管理者制度の導入に伴います負担金であります。一番下になりますが、14番、体育振興事業ですが、次の17ページになります。一番上の体育イベント委託事業414万8,000円は、マラソン大会など体育関連のイベントを民間に委託いたしまして一層の体育振興を図ろうとするものであります。
 以上で臨時的事業の主なものの説明を終わらせていただきまして、次の18ページをお願いいたします。18ページから20ページまでは、特別会計の概要でございます。町長からの提案理由をもって、ごらんをいただき、私からの説明は省略させていただきます。
 次に、21ページをお願いします。給与費予算調書でありますが、ここには議会議員の皆様、または町の特別職、それから定数内一般職員及び準職員、そして嘱託職員の報酬を含めました人件費の状況でございます。増減額の合計だけで見ていただきますと、一番下の一番右側でございますが、額の増減でいいますと19年度と比べまして4,618万6,000円の人件費の減となっているものであります。
 次に、22ページ、地方債の資料をお願いいたします。一番下の合計欄の総合計の欄だけ申し上げていきますと、一番下の18年度末の残高、これは一番左側の一番下のほうになりますが、残高125億2,706万7,000円が右のほうから3番目、20年度末の見込みでは115億5,966万7,000円となるというものを起債区分ごとに内訳を載せてございます。この状況でいきますと、9億6,740万円減少する見込みとなっております。また、このうち後年度に交付税で補てんされる額は、表の一番下の右から2番目にありますように20年度末残高に対しまして約68億345万円、約60%弱と見込んでおります。
 次の23ページでございますが、北留萌消防組合予算の概要、それから次の24ページは羽幌町外2町村衛生施設組合予算の概要であります。ごらんいただきまして、説明は省略をさせていただきます。
 以上で予算資料によります内容の説明を終わらさせていただきます。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。

〇蒔田委員長 次に、水道事業会計予算の内容説明を求めます。
 建設水道課長、平山光彦君。

〇平山建設水道課長 それでは、引き続きまして平成20年度羽幌町水道事業会計予算の内容説明をさせていただきます。
 最初に、23ページから説明させていただきます。平成20年度羽幌町水道事業会計予算実施計画説明書、収益的収入及び支出でございますが、本説明書は消費税込みで記載しております。
 それでは、1款水道事業収益、1項営業収益でございますが、1目の給水収益は収益的収入の9割以上を占める収入で、2億5,457万9,000円を計上しております。この金額につきましては、対前年比で約1,000万円の減額となっておりますが、給水戸数の減少や節水により家庭用、営業用、工業用使用料がやや減少傾向となっていることから、使用料全体で4%程度の減額で計上したものでございます。
 次に、24ページをお願いいたします。2目その他の営業収益でございますが、これにつきましては給水装置手数料、検査手数料、雑収益といたしまして509万9,000円円を計上しております。
 次に、25ページの2項営業外収益では、預金利息と臨時職員の雇用保険料等預かり分を計上しております。
 次に、26ページをお願いいたします。水道事業費用でございますが、1項営業費用、1目原水及び浄水費の主な内容といたしまして、27ページ、16節の修繕料で臨時的経費であります薬品注入ポンプや送水ポンプ圧力タンク修繕など371万2,000円を計上しております。19年度に実施しました13節役務費のポンプ点検や14節の委託料の高区配水池清掃点検の減などで、対前年比303万7,000円の減少となっております。
 次に、28ページをお願いいたします。2目配水及び給水費でございますが、対前年比645万円減少しておりますが、29ページの22節工事請負費の量水器取りかえ工事にかかわる減少が主なものであります。
 次に、30ページをお願いいたします。3目の総係費は、公営企業職員の人件費や内部管理費用が主なもので、5節法定福利費の退職手当追加負担金や14節委託料の水利使用許可業務委託料の減少により、前年度と比較して706万9,000円少ない4,486万5,000円を計上しております。
 次に、33ページをごらんください。33ページでは、4目の減価償却費として4,983万5,000円を計上しております。
 次に、34ページをお願いいたします。2項営業外費用は、借り入れにかかわる起債の利息4,023万3,000円に一時借入金利息を加えた4,045万3,000円を計上いたしたものでございます。2目の消費税につきましては、水道料金などの仮受消費税から水道事業費用の仮払消費税を差し引きまして、760万円の納付を予定しております。
 次の35ページ、資本的収入及び支出でございますが、資本的収入として配水管布設替に伴う補償金594万3,000円を見込んでおります。
 次に、36ページをお願いいたします。資本的支出でございますが、1項建設改良費、1目設備拡張費485万2,000円は、川北地区の6条通りと朝日地区の一部に下水道工事とあわせて配水管を布設するものであります。 2目設備改良費1,170万8,000円は、築別地区の道道改良工事に伴う配水管布設替840メートルとなっております。
 次の37ページ、2項の企業債償還金ですが、これは平成14年度までに借り入れ分の元金償還であります。
 次に、3ページに戻って説明させていただきます。3ページ、4ページは、先ほど説明いたしました23ページから35ページの内容の総括表となっております。本表は税込みの数値でありますが、3ページの収入予定額2億5,971万円から4ページの支出予定額2億4,777万円を差し引きしますと1,194万円の黒字となる見込みであります。
 次に、5ページをお願いいたします。資本的収入及び支出の総括表でございますが、先ほど35ページから37ページでご説明したとおりで、資本的収入594万3,000円から資本的支出7,658万3,000円を差し引いた不足額7,064万円は、損益勘定留保資金で補てんしようとするものです。
 次に、6ページをお願いいたします。この表は、前年度決算見込額と当年度の予定額を比較しておりますが、これは内部留保資金も含めた現金、預金にかかわる資金余裕額を示すもので、前年度の決算見込額は4億4,697万6,000円となり、前年度の予定額は4億4,588万8,000円となる見込みでございます。
 次に、7ページから11ページまでにつきましては、給与費の前年度比較及び増減の明細書であります。ごらんいただきまして、省略させていただきたいと思います。
 19ページから22ページは平成19年度の予定貸借対照表でありますが、全体的な財政状況をあらわしているもので、ごらんいただきまして、省略させていただきます。
 以上、水道事業の予算説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

〇蒔田委員長 以上で予算内容説明を終わります。
 お諮りいたします。関連議案及び各会計予算の質疑、討論、採決に入る前に、各会計予算の内容等についての調査を提案者側の出席を求めながら行い、その後にそれぞれの案件の総括質疑を行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 異議なしと認め、ただいま説明した順序に従って進めることに決定いたしました。
 それでは、各会計予算の内容調査を行います。
 まず、進め方としては、一般会計については歳出の款ごとに区切り、歳入は一括して調査を行うこととし、各特別会計及び水道事業会計は会計ごとに歳入歳出一括して調査を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 異議なしと認め、ただいま説明した順序に従い進めることに決定いたしました。
 初めに、羽幌町一般会計予算の歳出から始めます。
 高野輝雄君。

〇高野委員 何々から、いわゆる款ごとですね。

〇蒔田委員長 はい。
(「何も言っていないよ」と呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 第1款議会費、81ページ……
(「暫時休憩だ」と呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 暫時休憩します。

休憩 午前10時38分
再開 午前10時42分

〇蒔田委員長 それでは、休憩前に引き続き会議を始めます。
 第1款議会費、81ページから82ページまで質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 それでは、質疑を終わります。
 次に、第2款総務費、83ページから112ページまで質疑を行います。
 高野輝雄君。

〇高野委員 それでは、まだ確認されていなかったので昨年に引き続き質問をしたいと思いますが、これは確認の意味です。多分4月から実施されるのかなという期待を込めながら、庁舎管理に関して質問をいたしたいと思います。喫煙禁止について全庁的に行うべきだという私の考え方、健康増進法の施行後もう5年、6年目を迎えているということもありますから、率先して取り組むべきだということで昨年も質問して、一部禁煙の部分があったのであります。全面的にということは、なかなかなかったと。既に新聞報道等でもあるように、道庁は全部、出先機関も含めて全面禁煙、それから管内の状況も留萌市が4月から、そして苫前町も4月から全禁煙を行うということであります。あとは、お聞きしますと分煙機の設置、たばこを吸うところは従前どおり吸うのだけれども、分煙室があるとか必ず分煙機を置いていると、こういう状況であります。この後教育費とも絡むのでしょうけれども、町が全面的に踏み切れば教育委員会のほうの関連する部分もそうなるのだと思いますが、いずれにしましても庁舎の管理、そういうことでこの部分についてはどういうふうに取り組まれるのか、4月以降の部分についてお聞きをしたいと思います。

〇蒔田委員長 総務課長、本間幸広君。

〇本間総務課長  それでは、高野委員のご質問にお答えいたします。
 まず、結論的に先に申し上げますと、本庁、とりあえず今役場庁舎を中心に、他の公共施設も今検討に入っておりますが、4月から庁舎内全面禁煙に向けて準備を取り進めているところでございます。

〇蒔田委員長 高野輝雄君。

〇高野委員 わかりました。それから、関連しますので、庁舎内ということでしたが、今日は福祉課長見えていますが、全般的に禁煙ということで、保育所、保育園、ここの事業状況、課長には伝えてあります。多分そのようにするのだと思いますが、保育園内の敷地内も禁煙の看板を設けるとか、事業をやっていて、現実に保育園の事業があると、そこで父兄が園内では吸いませんが、広場のところで公然と吸っていると、それからたばこの吸い殻を捨てていると、しかも、これはマナーなのでしょうけれども、全く消さないで捨てたりしているという光景が随時見られますので、その辺も含めてぜひ取り組んでいただきたいと思います。そのことは、答え要りません。全庁的に取り組まれるのだというふうに期待をいたしております。
 次に、2目の文書広報ということでお聞きをしたいのでありますが、これは今度このたび、昨年の9月でしたか、地域情報連絡員制度ということで見直しがされまして、今度新たに配置をされた。しっかりした組織だと思います。既にほとんどの地区で取り組みを終えていると、改正をして、町の情報を提供する、そして要望も聞くということをやられているようであります。それはそれで、取り組みをされているということですから、これが定着することによって非常に町の情報もしっかりと提供されるのだろうというふうに期待をしておりますが、一方で、実は私一昨年の9月ですか、議会でも質問をしたのでありますが、そのときの町長の答弁として、ここのところ文書と、それから方面委員と情報連絡員制度、それぞれ担当課が違うということです。なぜかというと、関連しているのです。方面委員のほうの部分、ここは町が委嘱をしているのですが、方面委員の皆様、長くやっている方に特に多いのですが、逆に多いのです。なぜ方面委員会議を開催されないのかということで、これはぜひやっていただきたいという要望もありまして、私休み中でありましたが、2時間半くらいその方と意見交換をして、何人かの意見、そこに集まって同じことを言われている、方面委員の何人かから。大事な部分、情報連絡員制度もあるのですが、やっぱり方面委員として委嘱しているのだと、私どもはただ文書を回覧しているわけではないのだということで非常に意識も高いですし、ぜひやっていただきたいということなのです。そのことについていかがでしょうか。

〇蒔田委員長 町民課長、大波芳弘君。

〇大波町民課長 お答え申し上げます。
 ただいまのご意見でございますけれども、一昨年ご質問がありまして、それで昨年ですけれども、今おっしゃられましたように情報連絡員制度が始まってございます。それで、方面委員会議につきまして、必要に応じて開催したいということで申し上げております。それで、今おっしゃられたとおり、情報連絡員制度ができましたので、その辺各方面委員さんの開催のご要望があるということで、今後それら政策推進等と連携とりながら開催していきたいと考えております。
 以上です。

〇蒔田委員長 高野輝雄君。

〇高野委員 あれから約2年たっていますし、ずっと長くやっている方からそういう要望が強いということなのです。やっぱり認識を持っていると、役割を非常に重要視しながら、そういう高い認識を持っているので、やらないことによってプライドを傷つけられているような感じを多く現実に言っていますので、これは複数の方ですから、たくさんいますので、ぜひその声を聞いて実施を、今年度やっていただければというふうに思います。
 それから、企画費に関連してお聞きをしますが、政策推進課の所管になろうかと思うのですが、ラジオの部分での難視聴に対する部分の取り組みはされているのですが、これまでもテレビの難視聴地帯があるのです。入らないところがあって、わざわざテレビアンテナを山に設置をしてやっているところ、上築の一部と曙地区がそうなのです。曙地区の方から、選挙期間中だけでなくて、その後も話があったのですが、4年後ですか、3年後でしたか、私もよく正確なあれは、地上デジタルということで非常に心配をされていると、全く入らない、その対応をどうされる。何とかその辺を町として各放送局のほうに今から、期間がありますから、地域の声として聞いて、そしてそれに取り組む姿勢を、要望していただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。

〇蒔田委員長 政策推進課長、鈴木典生君。

〇鈴木政策推進課長 お答えいたします。
 羽幌町は、今のアナログ放送で上築と曙で大体25軒が難視聴になっていると私ども把握してございます。今後2011年度にはデジタル化になることになりますけれども、それにつきましては国の補助、それから町の補助、または起債、それを含めまして住民の皆様とご相談しながら、入るような形で取り組んでまいりたいと思っております。よろしくお願いいたします。

〇蒔田委員長 高野輝雄君。

〇高野委員 わかりました。ぜひそのように取り組んでいただきたいと思います。
 それから、これはまだ期間がたっていませんが、中央地区の道道改良がされました。町道に一部なりましたよね、町道ということでも路線がえがされておりますが、ここのところのこちら側、霊園通りから行ったところの8線、川上さんのところでしょうか、あそこの交差するところで非常に、標識ですね……

〇蒔田委員長 ちょっと暫時休憩してよろしいでしょうかね。

休憩 午前10時52分
再開 午前10時52分

〇蒔田委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。

〇高野委員 大変失礼しました。交通安全対策に関連してお伺いしますが、かねて中央地区、道道の改良に伴って道道と交差するところ、そこのところ、中央小学校のところから行った道道に出るところです。それから、かつての川上さんから防風林側に行くところでしょうか、接点のところ、清水さんとかありまして、並行に。町道になりましたよね。そこと道道と出るところ、ここのところの道路標識です。一たん停止というのでしょうか、こういう標識を必要がないという公安委員会のこれまでの対応だというふうに聞いているのですが、しかし至るところに、そうでないところであっても、もっともっと交通量の少ないところ、危険でないなと思ってもあるのです、現実に標識立っていますから。あそこは非常に危険だと思います、交通量が多いし。だから、その辺要望、引き続き要望していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

〇蒔田委員長 町民課長、大波芳弘さん。

〇大波町民課長 お答え申し上げます。
 昨年の10月の29日付で、昨年継続して要望してまいるということでおりましたので、昨年の10月29日で各方面委員さんの署名をもちまして羽幌警察署を通じまして旭川方面のほうに提出してございます。それで、結果というか経過なのですけれども、まだ具体的にはなっておりませんけれども、私ども羽幌警察署のほうにもここの辺のことについては強く理解していただくように設置要望ということでやっていただくように羽幌警察署にも言っておりますし、羽幌警察署のほうからも旭川方面のほうに標識等、交通安全等に関連する部分で要望してまいるというご返事をいただいております。3月に入りまして、その辺も旭川方面のほうに強く要望しているということで今現状でございます。

〇蒔田委員長 高野輝雄君。

〇高野委員 ぜひ引き続き力強く要望をしていっていただきたいと、設置に向けてやっていただきたいというふうに思います。
 次に、92ページにあります企画費の19節負担金補助及び交付金に関連してお聞きします。これは、私かねてちょっと疑問に思っていたのですが、留萌広域行政組合の負担金なのですが、これは本来広域行政組合というものがありますから、そこで議論されるのでしょうけれども、羽幌町が出資をして、平成4年でしたか、この基本計画を見ますと羽幌町だけでないです、管内、留萌市まで、道も出資していますが、総額で10億円ということで、その中に平成4年度、羽幌町が5,950万、平成5年度、5,950万、2カ年で1億1,000万出資をしているわけです。これをもとに資金計画を立てながら、利子でもっていろんな多様な、そしてここで今触れました今年度も予算あるこういう負担金をさらにまた毎年たくさん、管理費の部分でもとっていっているということで、今財政状況が非常に、この1億幾らもあれば財政状況、いろんな部分に使えて、この時期になぜ今も現在黙々とこういう続けているのか私は理解できない。この目的見ますと、いろいろ事業内容見ても、そんなにここでもってあえてやらなければならないのかなという事業内容であります。したがって、現在やっている部分についても、かつては利息の高いときには海外だとか視察もやっていますし、国内の視察も職員派遣、人材派遣でやっていますが、それだけでなくてトライアスロン、そういう部分にも充てていますが、広域でやるのならもっと別な部分があるのではないかと、実際にいろんな部分で全体を広域でやる組合が必要なのでないか。これは、本当に役割を今果たしていると私は思えないのです。しか、1億1,000万も羽幌町が出している、この部分を見ると、これからの財政運営も考えて非常に疑問があるなと思うのですが、その辺について町側の考え。

〇蒔田委員長 町長、舟橋泰博さん。

〇舟橋町長 高野委員の広域行政組合の出資金も含めた活動に対する物の考え方をお聞きした中で、簡単にいい悪い判断することではありませんし、当初果実が大きかった時代ではその利用価値というものもあったのかもしれません。ただ、今の厳しい現状の中では、町村そのものにも出資に対するいろんな考え方も出てきていることも確かでもあります。ただ、ご承知のとおり、おわかりかと思いますけれども、簡単に一抜けた、二抜けたというふうにはいかない話であるということもご理解していただいていると思います。そんな中で、行政組合そのものの中で論議を進めていかなければならない問題かというふうに私自身は理解しております。

〇蒔田委員長 室田憲作君。

〇室田委員 直接予算に関係しないかと思いますが、1つだけ、広報のことについてお尋ねをいたします。町の広報についてです。皆さんもご存じのように、北海道新聞の町の行事あるいは保健手帳という欄があるわけですが、この欄に羽幌町の広報といいますか、行事といいますか、それがほとんど掲載されていないと。どうして少ないのだろうなということで、道新さんにちょっとお尋ねをしたことがあるのですが、あなた方はあえて羽幌を載せないのですかと聞きましたら、そういうことはないのですと、通告というのですか、通報というのですか、そういうようなことがないので、載せないのだというような話をちょっと聞いたことがあるので、その辺の関係どのようになっているのか、まずちょっとお尋ねしたい。

〇蒔田委員長 副町長、松本信裕さん。

〇松本副町長 ただいまの件についてお答えいたします。
 室田委員のおっしゃるように、私も住民からそのような声を先般お聞きしました。それで、うちが情報を提供していないというものについて、1つは例えば健康センターでは広報でご承知のとおり、かなり1カ月分詳しくこういうものをやりますよということでお知らせしているということだという道新さんの支局長のお話で、直接記事は来ていないと。それから、もう一つ、公民館で行われる事業については来ていますと。それから、羽幌町の一般的な町長がおられるというか、町にいてやる事業あるいはその他の事業については来ているのですが、今のうちのほうの出し方がそれぞれの公民館から行ったり、あるいは政策推進のほうから行ったりしているので、支局長のお話ではそれをまとめるのが大変なのだと、よそのほうからは1枚の紙で来ているのだと、まとめてです。全部羽幌町で行われる事業をまとめてくるものだから、ぽっと送ればいいのだけれども、時間がないときはそれをまとめるのが大変だというお話だったのです。それで、町としては、4月以降、やっぱりそういう声があるわけですから、まとめて道新さんのほうに送付して、そして登載していただくというようなことを今考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

〇蒔田委員長 室田憲作君。

〇室田委員 4月以降そういう手法をとられるということで、大変あれですが、今副町長申されましたように町民のほうから羽幌町って何もやっていないのでないかというくらいの言葉もありますし、その他の行事を行った後の新聞記事、そういったことについても非常に少ない、他町村から比較して少ない感じがするのです。ということは、こういう行事があるよということを新聞社のほうに言われていないことが多いのでないのかなというような気もいたします。その辺も含めて、やはり道新をとっている人が多いわけで、日刊留萌だとか羽幌タイムスというのは極めて少ない、こんなこと言っていいですかな、少ない読者数だと思います。やはり道新に出せるものは道新に出していただくというようなことが大事ではないかなと思いますので、どうぞよろしく。なお、保健手帳についてはゼロというような、私1週間のあれをとりましてもゼロというような状況でございます。一生懸命されているにもかかわらず何もないということは、やはりお互いに理解できない部分が出てくると思いますので、よろしくお願いいたします。
 以上です。

〇蒔田委員長 大山新太郎君。

〇大山委員 103ページの住民サービスコーナーについて、この住民サービスコーナーは町長の政治的判断、またTMOの要請によって開設されたというふうに思っております。いかんせん利用者が非常に少なく、今後このコーナーについて考えていかなければならないのかというふうに思っております。そしてまた、昼からで、係長以上もしくは課長までの人が順番に担当しているということで、この辺時給に換算すればかなり、優秀な課長が行くということになれば損失を羽幌町に与えているのでないかというふうに思っております。このコーナーについては、継続するのであれば、できれば委託だとかそういうようなことを十二分に考えていかなければならないというふうに思っておりますけれども、この辺の考えがあるのかないのか。

〇蒔田委員長 町民課長、大波芳弘さん。

〇大波町民課長 ただいまのご質問にお答え申し上げます。委託というお話でございますけれども、一つの手法といいますか、検討していくに値するものかと考えてはおります。ただ、今私どもの考え方といたしまして、当初よりサービスコーナーを設けた段階で町民の相談業務ということがございまして、それらに対処すべく、経験であるとか知識の豊富なところから課長職という形で配置して、係長以上なのですけれども、管理職についても配置してきたという経緯がございます。それで3カ年迎えたことによりまして、おっしゃるとおり利用状況等、確かに定着された方々のものはございます。それから、若干の伸びもございます。その中で、これからよりよく、なおかつ効率的な部分で考えていきたいと思っております。それで、20年度から、相談業務というか、特にそういう形ではないものですから、新たに係長職以下の一般職も含めて再度職員研修あるいは広報、広聴等の充実、そういった住民サービス等のことにおきまして努めてまいりたいと、そういうふうに考えておるところです。
 以上です。

〇蒔田委員長 ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 これで質疑を終わります。
 暫時休憩にいたしまして、11時20分まで休憩したいと思います。

休憩 午前11時08分
再開 午前11時18分

〇蒔田委員長 では、休憩前に引き続き会議を開きます。
 第3款民生費、質疑ありますか。
 寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 民生費の中で質問いたしますが、予算説明資料の中で特別養護老人ホームの改築検討経費24万3,000円が計上されております。予算書の中でどこに含まれているのか、ちょっとわからなかったのですけれども、町長の執行方針の中でも来年度中に基本設計、そして実施設計を済ませたいというようなお話がございまして、いよいよ来年あたり着工ということで、そういう予定を立てながら来年度設計に入るのだなというふうに伺っていたのですけれども、当初予算の中に本来であれば基本設計、それから実施設計の経費が盛り込まれるのが普通ではないかなというふうに思いますが、盛り込まれなかったのには恐らく理由があるのだろうと思いますが、その辺の経過をお知らせ願えればと思います。

〇蒔田委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 お答えいたします。
 当初は、本年度の平成20年度の当初予算にそれらの経費について予算計上したいという考えでおりましたけれども、委員ご存じのとおり常任委員会の中で多床式とユニット式のベッド数の論議がいろいろと交わされまして、それが2月の末までになってしまったということもございまして、そういう経過を踏まえまして年度当初に予算計上できなかったという経緯でございます。

〇蒔田委員長 寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 私の認識が当初予算に組むために常任委員会であのとき結論を出したのだろうなというふうに思っていたものですから、わかりました。では、今後補正で組まれるということになると思うのですけれども、大体どれぐらいの時期めどにそういった形になるのか。

〇蒔田委員長 福祉課長、柳田昭一さん。

〇柳田福祉課長 お答えいたします。
 委員さんご存じのように、今先般の常任委員会の方向を受けまして、ベッド数等もある程度方向見えてまいりましたので、現在指定管理者であります社会福祉協議会役員並びに介護職員等二十数名で検討会議を開催しておりまして、今のところ配置だとかそういうものを今練っております。それをもとにいたしまして一応基本設計に入るわけですけれども、それを早々に方向づけまして、また議員の皆様にもその旨示しまして、またご意見等を伺い、できましたら6月の補正予算にあわせて計上させてもらいたいと、そういうぐあいに思っております。

〇蒔田委員長 室田憲作さん。

〇室田委員 115ページ、自立支援医療費(更生医療)についてちょっと内容を教えていただきたい。前年度は約600万円程度で終わっているのが今年度大幅にふえているように感じますが、その辺の内容をちょっとお知らせ願います。

〇蒔田委員長 暫時休憩いたします。

休憩 午前11時22分
再開 午前11時22分

〇蒔田委員長 休憩前に引き続き会議を再開します。
 福祉課長、柳田昭一さん。

〇柳田福祉課長 お答えいたします。
 自立支援の更生医療につきましては、主に腎不全の方の医療費の部分でございますけれども、昨年度の当初予算に生活保護世帯、これにつきましては従来は国がその医療費を払っておりましたけれども、昨年度から途中で生活保護世帯につきましては市町村がその医療費を払うという形になりまして、一時的に払うという形かと思いますが、一部市町村も負担するわけですけれども、その部分が昨年の当初予算には計上されておりませんで、本年度はその生活保護世帯にかかわる部分も一括で計上しておりますので、それがふえた要素でございます。

〇蒔田委員長 ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 では、これで質疑を終わります。
 次に、第4款衛生費に入ります。129ページから140ページまで質疑を行います。
 高野輝雄君。

〇高野委員 これは、一昨日の一般質問でも関連してお聞きをしたところでありますが、今日、このページ数でいうと乳幼児健診ですから133ページになるかと思いますが、道新に留萌管内で出ていた乳幼児健診休止のおそれ、来月から担当医めど立たずということになっておりますが、これはきのう、おとといの取材だと思いますので、その後どういうふうに対応されているのか、その辺今現状どうなっているのか、このとおりなのか、それともめどは立っているのか、立つ見通しなのかをお聞かせをいただきたい。

〇蒔田委員長 福祉課長、柳田昭一さん。

〇柳田福祉課長 お答えいたします。
 ご承知のように道立病院の派遣医師が乳幼児の健診については本年度からできないということになりまして、この1カ月間、その後任についていろいろと関係病院あるいは保健福祉事務所等に相談しながら医師の派遣をお願いしてきたところでございますけれども、現在まで、本日も旭川医師会でその内容を検討していただいておりますし、それからもう一カ所、道の医療振興財団、登録医の派遣をしているところでございますけれども、そちらのほうにも今小児科医で派遣できる医師がいないかということで要請をいたしております。ただ、非常にいずれも厳しい状況でございまして、それで昨日一番可能性が高かった深川市立病院が最終的に困難というご回答をいただきまして、私どももいよいよ厳しい状況になりました。昨日本町の開業医であります加藤医院さんのほうに、院長のほうに出向きまして実情をお話し申し上げて、小児科医の他からの派遣が無理であれば何とか対応していただけないかということでお願いをしてまいりました。おかげさまで、そういう状況であれば、難しいということであれば対応を考えたいということで返事をいただきまして、とりあえずは乳幼児健診のできない状況には至らないのかなというぐあいに思っております。いずれにしても、加藤院長先生は小児科医が一番適当であるということでございますので、今申し上げました旭川医師会あるいは振興財団のほうの回答待ちでございますけれども、難しいということであればお引き受けしていただくという状況になってございます。

〇蒔田委員長 高野輝雄君。

〇高野委員 実は16年の、これは過去のことを言ってもあれなのですが、16年度、16年の4月から小児科医がいないということで、そのときも旭川医大に当時3町村でお願いをして、急遽やっていただくということ。その後道立羽幌病院の新築オープンの前の5月2日から小児科医が常駐した。しかし、現実には1年でいなくなった。そういうこともあって、常にそういう状況に置かれているということです。しかも、今お聞きしますとまだ危ういかなと。それと、加藤先生の部分は一番身近でいいのですが、現実的には新聞報道、柳田課長がお答えになっているのだと思いますが、当然ながら小児科医が必要だと、発達状況の発達支援、発達障害だとかございますから、3歳児健診。ということで、これはやっぱりそういうところに近い部分でないと機能を果たせないのかなという不安。それと、新聞に出ますと、当然ながら関係する関係者、乳幼児を抱える方々、本当に安心してここで受診できないとなればどうなるのか。しかも、ここでこれで大変だということになれば、旅に行かなければならない。しかし、その部分の旅費は出ないということになりますから、非常に不安を抱えているということですから、将来を担う子供ということで、ぜひそこのところを。心配するのは、ここは今年度は何とかなっても、また再び、それと今度は道立病院が行わないということになれば、3町村で医師の確保、それをやっていただくということで、ずっと同じ時期やっていますから、競い合ったら大変だなというふうに思いますので、このところはこの後のことも含めてぜひ町長のほうにも、3町村、4町村でやる苫前町の事情から出た、本家の事情から出て別家が苦しめられるような状況だけれども、あんな状況よりも、むしろここが本当に……私胸詰まってしまうのですが、肝心だと思うのです。その辺、将来に向けても、今も大事ですけれども、何とかそういうことで確保できるように道のほうにお願いして、ここは道だって、道民のことですから、知事自身が子育て支援、安心して地域で暮らせるのだと、産んで育てられると言っていますから、ここのところを訴えていただきたいと思いますが、町長、いかがでしょう、その辺。

〇蒔田委員長 町長、舟橋泰博さん。

〇舟橋町長 特に医師不足の問題、さまざまな診療科、それぞれ必要とする診療科の中での大きな問題となっておりますし、乳幼児の健診というものはこれから子供たちを育てていくという観点からも大変重要なことだというふうに思っております。高野委員が心配なされている、また将来を見通しても非常に厳しい状況であるということもご存じかと思います。私の役目としては、やはり一日も早くこの地域に安心で安全な地域医療が確保できるようにということで努めてまいりたいというふうに思います。

〇蒔田委員長 室田憲作さん。

〇室田委員 説明書のほうの10ページ、金額的には少ないのですけれども、ウオーキング普及事業ということで、道のほうからというような説明がちょっとありましたけれども、これ内容を少し説明してください。

〇蒔田委員長 福祉課長、柳田昭一さん。

〇柳田福祉課長 お答えします。
 道の事業にすこやかロードの設置事業というのがございまして、昨年度本町が道のほうに、羽幌町でもすこやかロード、いわゆる散歩道ですけれども、設けたいということで申請をいたしまして、決定をいたしました。それで、本年度から実際にすこやかロードを設置して、そして町民の方々にそこを散歩道として歩いていただくということになるわけですけれども、それに伴いまして、この予算につきましてはその散歩道のマップをつくりたいということと、それにかかわる例えば看板とかそういうものの材料費等を計上しているものでございますけれども、今のところ確定ではございませんけれども、そのロードをどの辺に設けるかということについて今内部で検討いたしておりますが、基本的には総合体育館、それからバラ園、あの近郊を中心にして、すこやかロード、散歩道という形の中で設けたいというぐあいに考えているところでございます。

〇蒔田委員長 室田憲作君。

〇室田委員 134ページの一番上、障害児居宅支援費981万3,000円、これ昨年から見ると約500万ほど減った。人数が、その対象の人数が減ったということなのかどうか、その辺の内容をちょっとお聞かせください。

〇蒔田委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 お答えいたします。
 昨年度の予算の絡みでございますけれども、昨年度はうちのほうの発達支援センターでお預かりする子供の人数については多目に計上していたという面もございますけれども、これについては来年度からうちの通園を利用されるであろうという者を確実にある程度経緯を見まして、その人数に合わせた支援費の計上をしておりますので、その違いでございます。

〇蒔田委員長 ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 これで質疑を終わります。
 暫時休憩いたします。

休憩 午前11時34分
再開 午前11時36分

〇蒔田委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、第5款労働費、141ページから142ページまで質疑を行います。
 伊藤昇君。

〇伊藤委員  けさほどこういう新聞折り込みがありました。これは、今年から新しく、前の制度が変わって、こういうような事業が始まりましたということで周知徹底されるために折り込まれたのだろうというふうに考えています。前の制度、いろいろ皆さんご存じなので、これはくどくど申し上げませんが、今年から時限立法で国のほうでこれ3年間たしか行うはずなのです。それで、こういうふうに、説明資料のほうで11ページを見ると、予算が27万5,000円ついているのです。こちらのほうでどこか、ちょっと私わからないのですけれども、この内訳、これは国が苦し紛れにこういうふうに方向転換したのですから、当然これは国のほうで大幅な補助金が出ているだろうというふうに推測します。だから、国の補助金率か、あるいは額、中・北部にどのぐらいあるかということが1つです。
 次、2つ目は、それでは町補助、各町村負担するのですけれども、2つ目の質問ですが、これ中・北部で羽幌に事務所を設けて専従者をそこに1名配置しています。それで、それらの人件費や、あるいは事業費、どういうふうに予算化されているか、その辺がわかれば聞きたいことが2つ目なのです。
 3つ目は、現時点で、これはまだ月数も余り経過していませんけれども、現時点でどういう利用状況になっているかということ、私の考えではこれは絵にかいたもちであって、非常に利用者がいないだろうと、地域の実態として、通年雇用なんていったって、これはもう10年先からはっきりした結論が出ているようなことでありますから、だからその3点について、まずわかれば教えてほしい。

〇蒔田委員長 商工観光課長、張間正美さん。

〇張間商工観光課長 昨年の10月からこの事業が始まりまして、この半年間、3月までいろんな事業を今やっているわけですけれども、全体の国が80%、あと20%は道が10%、あと10%は該当する市町村がうちの場合は均等割で分けています、人数割で。そして、あとの予算関係は、今担当のほうから、それと事業の効果、今までやった、それなりのいい効果上げてきていますので、ちょっと今報告させていただきます。

〇蒔田委員長 商工観光課主査、敦賀哲也君。

〇敦賀商工観光課商工労働係主査 ただいまのご質問にお答えします。
 雇用促進支援員の経費につきましては、国のほうの事業委託費の中に含まれておりまして、今回予算として提出しております27万5,000円の中には含まれていないものであります。先ほど課長のほうからご説明ありましたように、国のほうが8割、地域のほうが1割ということで事業参加しておりまして、事業内容につきましては大きく3つに分かれております。国のほうの委託事業につきましては、雇用確保に係る事業ということで、例えば事業所向けのセミナーであるだとか、あと季節労働者向けの求人開拓等となっております。もう一つにつきましては、就職促進に係る事業ということで、季節労働者に対する意識啓発セミナーであるだとか、あとスキルアップセミナーということでパソコン講習会を実施しております。あと、地域がみずから取り組む就職促進に係る事業としまして、例えば短期臨時の就労支援事業であるだとか、あと季節労働者の方が何かの資格を取得した場合にそれを助成する制度ということで今回道のほうから協議会のほうに事業がおりてきまして、本協議会の事業として実施しております。その事業の効果としましては、今回につきましてはセミナーとか、あと季節労働者向けのセミナー、あとパソコン講習会等を1回ずつ実施しておりまして、パソコン講習会につきましては羽幌地区と遠別地区でそれぞれ開催しております。最終的に協議会としましての通年雇用化目標数というのを立てているのですけれども、これにつきましては今回事業を行った結果としましてデータとしては現在6名の方が通年雇用化に結びついたということで事業の結果としてとらえております。
 以上でございます。

〇蒔田委員長 伊藤昇君。

〇伊藤委員  不足があるのですけれども、総予算とか総支出の中身がわかったら、わからなければ後ほどでいいです。

〇蒔田委員長 敦賀さん。

〇敦賀商工観光課商工労働係主査 失礼しました。総予算につきましては、平成19年度の総予算ということでよろしかったですか。
(「19年度でいいです」と呼ぶ者あり)

〇敦賀商工観光課商工労働係主査 平成19年度の総予算といたしまして641万7,000円というふうになっております。その内訳としましては、国のほうの委託事業が471万7,000円、地域のほうの事業につきましては170万円となっております。
 以上でございます。

〇蒔田委員長 伊藤昇君。

〇伊藤委員  6名がよかったという気持ちはあります。ただ、中・北部で6名ですから、実質的に効果ということに評価できるかどうかというのは一つの大きな疑問になるのです。ただ、6名が救われたということについては、やっぱりこの事業があったからだろうというふうに、ただここの本当の目的は6名ではないのです。羽幌町だけで昨年120名からの該当者がいる。そして、冬期講習がなくなったのです。そういうことでは、もっともっと多くの方がこの効果を期待しているのだけれども、効果が期待できるような中身になっていかないというような、だから結局私は、国のほうで冬期講習事業、長年、3年間の時限立法でずっと二十何年続いてきましたが、これを中止するに当たって当面目先をごまかすためにこんなことをやっているような気がしてなりません。全道的にいうと、これはかつては30万人の該当者いたのですけれども、どんどん人数が減りまして、今18万人ぐらいといっている。だから、決してそれでも少ない数ではありませんから、そこで北海道は寒冷地地帯ですから、そういうことではやっぱりここに国の温かい手が差し伸べられなければならないのです。それが打ち切られたのです。これ、町長、中身ずっと知っていると思いますが、そうすると3年間でどのぐらいの効果あるかは期待しているが、この中身を見ますと、今3つの業務、目標を言っていますが、それだけではどうも効果が大きく期待できないのです。そうすると、やっぱり北海道ではかつての昨年まであった冬期講習事業を主張していかなければならぬだろうというふうに考えます。町長にお願いしたいのですが、そういう観点であらゆる場でそういう発信を町長みずからして、3年後に復活できるかどうか、それはわかりませんが、やっぱりそういう努力を町長にしていただきたいなというふうに思いますが、町長、いかがですか。

〇蒔田委員長 町長、舟橋泰博さん。

〇舟橋町長 伊藤委員のご質問にお答えいたします。
 通年雇用促進ということで協議会の会長になっておりまして、さまざまな集まりに顔を出して、状況を見てきております。現状の厳しい中で、一人でも二人でも通年雇用に結びつくようにということでさまざまな事業を組みながら、受けられている方々、受講生の方も真剣な状況で雇用者から求められる力をつけようということで取り組んでいる姿を見て、本当に感心しております。羽幌町としても本当の100万足らずの予算で、除雪等を組合のほうに頼んだりしてやっております。ただ、それでも賄い切れないというか、そういう厳しい状況の方々がたくさんいるということも現実でありますし、制度として復活するというか、何がいいのかということも勉強しながら、そして今与えられている通年雇用促進のこの事業に対してより実のある事業になるようにということで工夫も重ねながら取り組んでいきたいなというふうに思っております。

〇蒔田委員長 ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 これで質疑を終わります。
 暫時休憩といたします。

休憩 午前11時48分
再開 午前11時48分

〇蒔田委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 昼食のため暫時休憩といたします。

休憩 午前11時48分
再開 午後 1時00分

〇蒔田委員長 午前中に引き続き会議を開きます。
 次に、第6款農林水産業費、143ページから160ページまで質疑ありますか。
 高野輝雄君。

〇高野委員 農業振興費なのですが、予算の説明資料があるのですが、ここで具体的に予算書のほうにはちょっと見えなかったのですが、農業振興地域の整備計画、つまり農業振興地域整備計画の変更事業として6万5,000円、予算の説明資料に出ております。これは、昨年農業振興地域を大幅に見直すということで、本来5年か10年ごと、5年でしたか、見直しをしなければならないけれども、羽幌町はやっていなかったということで、本格的にやるのだと、これまで議会とのやりとりも含めて、昨年相当の金額を措置されたと思うのですが、そこでこれもさらに今年度6万5,000円ついていますが、これと絡めて農振地域の見直しについて19年度で措置した見直しのための費用で作業工程どのようになっているのか、いつそれが道の承認を得られる見込みか、それに関連したここの6万5,000円だと解するのですが、その辺20年度で完全に道の承認を得られる見込みなのか、その作業工程についてお聞きをしたいと思います。

〇蒔田委員長 農林水産課長、西村修さん。

〇西村農林水産課長 高野委員の質問にお答えします。
 農振の計画の変更については、19年度都市マスタープランと同時に計画を策定しております。それで、今年度の内容についてはある程度大まかにまとまったのですが、20年度につきましては計画等の支庁、道の協議とかそういうのを経過いたしまして、一応7月に告示予定です。それまでの旅費とか事務費的な経費を見ております。それで、それまで常任委員会等にも一回お諮りしたいと考えております。

〇蒔田委員長 高野輝雄君。

〇高野委員 そうしますと、それらを経て20年度内には完全に農振地域の見直しが決定されるというふうに解してよろしいか、道のほう。

〇蒔田委員長 農林水産課長、西村修さん。

〇西村農林水産課長 20年度に告示する予定です。

〇蒔田委員長 高野輝雄君。

〇高野委員 次に、農地費のほうなのですが、149ページ、ここで予算的には具体的に出ているのでないのですが、農地・水・環境保全向上対策がありますが、これと絡んで、農地の冠水があるので、本来この費目で農地の冠水ということでここで私質問したのですが、チライベツ川の雪解け水が、これによって田畑への冠水があるのだと、毎年度、その年度によって降雪量によっても違うのかもしれない。なぜそういう部分で冠水されるのかというと、聞きますと、大分さかのぼるのですが、チライベツ川の改修を行ったときに、農家の人方、土現との折衝で説明あったときに、河床を、つまり川の下の床、河床、そこのところが従来より非常に設計で高くなったと、そういうことで十分水の流れが、専門家がやることですから十分なのだということだったのですが、農家側は当時からやっぱりそういうことを懸念をして、上がったことによって十分洪水に対応できないのでないかということを懸念をしていたということを昨年私直接現地も見たのですが、言われました。そこで、そのことについては専門がやったことですからあれですが、そのことが全部原因だとは言っていませんが、現地ではそのように理解をしているようであります。したがって、それで、このチライベツ川の雪解け水によって田畑の冠水をするわけですから、そこら辺の部分は土現のほうに、その辺どういう認識をされているのか、その影響をともに現地で確認をされて、ぜひそこら辺を現地確認をしていただきたいと、その上で現地の人に、それが原因でないのだとすれば、またどこに原因あるのかは別にして、冠水があると。これは、上築地区です、8線のところですから。後ほどまた具体的なことは農政課のほうにお教えをしますが、どのようにその辺認識されているか、どういうふうに要望していくか、その辺ぜひ土現に対して要請をしてほしい。また、さらにつけ加えますが、そこには樋門があるそうですから、樋門の操作については土木のほう、建設課のほうかもしれませんが、とにかく関連する部分で、冠水するということですから、樋門の操作によっては近くにある部分で解決も同時にされるのかもしれませんが、その辺含めて、ちょっとお答えをいただきたい。

〇蒔田委員長 農林水産課長、西村修さん。

〇西村農林水産課長 私も認識不足で、今聞いたのが初めてなものですから、土地改良区、それからまず現場を把握しまして、土現等に要請の必要が生じましたら要請していきたいと考えています。

〇蒔田委員長 船本秀雄君。

〇船本委員 それでは、私のほうから、ブルーベリー、ビルベリーですか、これについて質問をさせていただきます。質問というよりも、教えていただきたいと思います。町長の執行方針でも述べられておりますように、17年度から特産品として試験栽培を行っているということで、町民も大変関心が高く、ぜひ成功してほしいという願いからでございますが、昨年の8月くらいですか、地元新聞で載っておりました。先ほどどなたか委員の方言っていましたように、地元新聞は部数が少なくて、余り周知されていないということで、町民の方も余りわからないでいると。ブルーベリーについては、昨年わずかだが、収穫が始まったという報道もされておりました。ビルベリーについては、昨年からオンコの間に移植して越冬を観察するというようなことが出ておりました。僕もよくわからないのですが、ブルーベリー、ビルベリー、これは別々のものなのか、同じものなのかをちょっとまずお答えいただきたいと思います。

〇蒔田委員長 農林水産課長、西村修さん。

〇西村農林水産課長 お答えします。
 今うち試験栽培しているのがビルベリー、それで今日本各地で栽培定着しているのがブルーベリーです。それで、ビルベリーについてはブルーベリーの原種ということで、北欧の日照時間の長い、そういうところで生育している苗です。それで、ビルベリーの現在の経過ですが、17年に常磐植物化学研究所で、緯度的に北欧に近いということで、たまたま地元出身の人いたものですから、種子をいただいて試験栽培いたしました。それで、種子なものですから、発芽試験を行いまして、大体100ぐらい発芽いたしました。それで、1年間育苗ポットで育てまして、その後ちょっと目減りしまして、今畑で定着しているのが30ぐらいです。それで、試験的には今、日陰の部分と、それから日当たる部分、そういうところで状況を見ております。それで、その後去年、本数少ないものですから、種子の提供と、できれば現地での苗木提供を依頼しました。それで、種子だけ来ました。それで、去年来た種子につきましては、17年よりちょっと小さいなという感じはしたのですが、役場の裏でビニールハウスつくってやったのですが、そのビルベリーの種子と、あとカシスという小果樹なのですけれども、その種子もいただいたのですが、発芽するに至りませんでした。それで、今現在その研究所にできれば引き続きいい種子、どういう種子かわからないのですが、良質な種子と苗木の提供を依頼しているところです。

〇蒔田委員長 船本秀雄君。

〇船本委員 大体わかりました。ブルーでなくビルベリー、これは管内というか、道内で栽培しているのは羽幌だけだというお話も聞きまして、ぜひこれを成功させていただきたいということから、町民の方々に、17年度から試験栽培やっていますので、ブルーベリーを含めて町民の方々に何か、中間報告でもいいから周知できないかなと思うのです。こういう暗い時代に、こういう明るいことはどんどん町民の方々に周知すべきだと思いますので、広報などを通じてでも何か周知する考えあるのかどうなのかお聞きします。

〇蒔田委員長 農林水産課長、西村修さん。

〇西村農林水産課長 農業試験所では、今現状といたしましては体験農園、保育所と幼稚園とに畑を提供しております。去年、19年度、ブルーベリーにつきましては13.5キロぐらい収穫がございました。それで、去年につきましては、保健師さんにお願いしてジャム等の試験製作、加工品をつくっております。それで、健康教室ですか、そういうところで食味をしていただいて、どういうふうに改良すればいいのか、そういうのを試験やっています。それで、20年度につきましては、ブルーベリーも19年度より収穫あるのかなと。それで、子供たちに収穫体験を考えたいなと思っております。そういう方法で、同時にビルベリーのPR等もできれば、収穫ないのにあれなのですけれども、収穫ありましたら、ビルベリーをこういうところで今試験栽培しているというような、そういう周知は考えております。

〇蒔田委員長 室田憲作君。

〇室田委員 今のに関連しまして、大変ご苦労しながら種をまいたり水をやったりしているようなのですが、その場所は、今ポットに種を植えたりなんなりしている場所はどこでやっているのですか。

〇蒔田委員長 農林水産課長、西村修さん。

〇西村農林水産課長 お答えします。
 去年は、役場の裏にビニールハウスつくりまして、そこで発芽作業、水をしょっちゅうやらないとだめなものですから、あとピートモスとか、そういう土も改良していかないとだめなものですから、去年役場の裏のビニールハウスでやりました。今ある程度年数たったものについては、試験所の畑に定着させているような状況です。

〇蒔田委員長 室田憲作君。

〇室田委員 そして、そのお世話をしているのは、職員の方々でやられているのですか。私は、1つ意見なのですけれども、羽幌の風土に合った植物で全道的にもまだ少ないと、こういうことで、ぜひ成功させて製品化まで持っていければなというようなことを前にお聞きしましたけれども、本当にそういうことであるならば、もう少し温度の関係、土の関係、水の関係、そういったいろんな育てるための条件が、黙っておっても育つというようなことではないと思うので、そういう堪能な方にお願いをして、本当に徹底的につくっていくというような、積極的に育成していくというような方向が必要ではないのかと思うのです。それから、実がなってジャムなどもつくりましたと、もう少しそういうことも製品化するために一層の努力、少しお金をかけて、そして努力をしていくべきでないのかなと、そういうように思うのですが、その辺見通し等含めてどういうように考えられておりますか。

〇蒔田委員長 農林水産課長、西村修さん。

〇西村農林水産課長 去年につきましては、農業改良普及センターのほうでブルーベリー試験栽培しているところがないということで、空知のそういう関係者、小果実の関係する人が視察に行きました。それで、道内でもブルーベリーはないと。それで、ブルーベリーにつきましては、いろいろ指導を受けました。それで、今年については、そういう指導を受けたことに注意してブルーベリーについては育てていきたいなと。あと、今ビルベリーについては、日本でも福島で1度だけ試験栽培やったという経過しかございません。それで、研究所の人に聞いても、ビルベリーと同じで余り手かけなくていいのでないかと、そういう話なのですが、そういう面である程度詳しい人をうちらもどういう人、どういう団体がいるのか今後研究して、そういう人の指導を仰ぐような形に進んでいきたいと思っております。

〇蒔田委員長 磯野直君。

〇磯野委員  今の質問の関連なのですけれども、これ当初スタートしたときに、常盤薬品なのか何かあれなのですけれども、健康食品としてここで栽培したものを常盤が引き取るというような認識で僕らいたのですけれども、今でもその考え方は変わらないのか、それとも、もう一つは今町の特産品という話が出たのですけれども、そちらにシフトをしたのか、どっちなのですか。

〇蒔田委員長 農林水産課長、西村修さん。

〇西村農林水産課長 私は、試験栽培と考えています。常盤植物化学研究所につきましては、今でもうちで収穫したものについては引き取ってくれると、そういうことは変わっておりません。特産品は、そこまでまだちょっと考えていないのですけれども。

〇蒔田委員長 磯野直さん。

〇磯野委員  では、今後は、さっきちょっと出たけれども、ジャムだとかなんとかということは全くそちらでは考えていないということで、あくまでも常盤との契約を優先していくというふうに考えていいのですか、試験栽培として。

〇蒔田委員長 農林水産課長、西村修さん。

〇西村農林水産課長 ビルベリーについては、今の段階ではまず成長するのかしないのか、それ見きわめたいと思います。ある程度果実が育つのだということになれば、その時点でまた協議したいと思います。

〇蒔田委員長 副町長、松本さん。

〇松本副町長 私からちょっと補足で説明します。
 常盤さんで最初お話を持ってこられたのは、ビルベリーというやつなのです。これは、北欧の野生化されたものなのです。それで、常盤薬品さんも先ほどお話ありましたように福島とかいろいろなところでテストやってみたのですが、実際に高温というのですか、高温多湿というのか、そういうことで成功しなかったものですから、たまたま羽幌出身の方が常盤さんにおりましたので、昨年どなたかにも答えたとおり、大体北欧60度ぐらい、61か2か、それで羽幌の場合は45度、北緯45度というような形でなっていて、ここであれば育つのではないかと。ピートモスというのは酸性土で、そして手がかからないのだというキャッチフレーズだったのだけれども、苗木というのがないのです、国内に。それで、どうしても種子を持ってきて植えつけるということで、酸性土にしていろいろやっているのですけれども、先ほどから3年たつのだけれども、なかなか育たない、やっぱり合わない、ここでもだめなのかなというようなことが、まずこれが常盤さんともし100町歩だとか、いろいろそういうような形で植えれれば5億円産業にはなるだろうと。これなぜかというと、アントシアニンというやつが物すごく種類入っているということで、非常に効果的だということが1つ。それから、今もう一つのビルベリーと違ってブルーベリーというやつはいろんな種類があるのですよ、これ。この種類を農業試験所のほうでビルベリーとあわせてブルーベリーも今植えて、何種類か植えているのです。それで、ようやく昨年に実がとれるように、これは苗木であるのです。これを今植えていると、その中で昨年実がもうつくようになったと。これを、今年もそうなのですけれども、少しオンコのところをならしまして、そこに移植して、苗木買えるものは買って植えるかという、特産品というか、羽幌町の新たな特産品になればいいなと。それで、これが味もいいとか、あるいは収穫量も上がるということであれば、どなたか農家のほうに普及するか、あるいは新たにやりたいというような人についてそういうのを勧めて、指導していくということで、一応研究させていただいているというようなことでご理解いただければと思います。

〇蒔田委員長 船本秀雄君。

〇船本委員 こんなに委員の方もたくさんの方々が関心持っているということは、わからなかった。町民も相当関心持って成功を祈っていますので、何らかの方法で、先ほど体験学習みたいなお話もありましたけれども、ぜひ町民の方々に広報を通じてでも、1年に1回でいいですから、周知していただければなと思うのですが、どうですか。

〇蒔田委員長 答弁必要ですか。

〇船本委員 はい、町民に周知していただけるかどうか、中間報告でも結構ですから。

〇蒔田委員長 農林水産課長、西村修さん。

〇西村農林水産課長 検討いたします。

〇蒔田委員長 伊藤昇君。

〇伊藤委員  155ページの負担金補助及び交付金について、1つはそこに補助金が4つ後半のほうで並んでおります。町長も執行方針の中で、町独自の民有林地の間伐奨励事業等をやると、こう述べておりまして、昨年と実は比較してみました。町長こういうふうに方針の中で特筆して環境のことを述べていただいていることは非常に評価できるのですが、民有林の間伐奨励金の事業費が昨年が132万あって、今年78万ということで半分に減っているので、なぜかなというような気がします。それから、今洞爺湖サミットに向けて、自然環境とかで北海道も非常に力を入れて事業を新しくやったり、あるいは補助金をふやしたりしているのですが、この4つの補助金の民有林振興指導とか、それから間伐は予想つくので、北の森づくりあるいは森林整備、これらの事業内容と、それから補助金の流れ、私認識不足で余りよくわからないのですが、その辺概略わかるだけでいいですから、ひとつ教えてほしいなと。

〇蒔田委員長 農林水産課長、西村修さん。

〇西村農林水産課長 今の伊藤委員の質問にお答えします。
 まず、民有林除・間伐奨励事業補助金、減額になった理由は、19年度まで道の上乗せ補助が16%ありました。それで、19年度で終了したものですから、その分落ちた分でございます。町の助成については、そのまんま20年度予算措置しております。それで、あと4つの事業なのですが、事業内容については、民有林振興普及指導事業補助金につきましては、これは留萌中部森林組合へ町有林、民有林の育成ということで出している金額です。それで、あと北の森づくり事業補助金につきましては、これは植栽事業につきまして道と町の上乗せ、国の補助は68%あるのですが、それに道16%、町10%補助をして植林等の振興を図る事業でございます。一番最後の森林整備地域活動支援交付金につきましては、民有林所有者に対して民有林の維持管理等につきまして1町歩5,000円を限度にして森林整備の事業に対して補助金出しているものでございます。補助金の流れにつきましては、先ほどの普及指導事業補助金については町から直森林組合、民有林間伐事業等につきましては事業主体が森林組合になりますので、国の68%については国のほうから直接森林組合に行きます。そして、その残りの16%の補助、道16%、町10%の補助につきましては町を経由して森林組合に行くような補助でございます。森林整備活動支援交付金についても、1町歩5,000円、町として森林組合に、森林組合が民有林の代理みたいな形になっていますので、町を通して森林組合を経由して個人に行くような補助制度でございます。

〇蒔田委員長 ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 それでは、これで質疑を終わります。
 暫時休憩いたします。

休憩 午後 1時29分
再開 午後 1時30分

〇蒔田委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 7款商工費、161ページから164ページまでの間、質疑を行います。
 高野輝雄君。

〇高野委員 私のほうから2点あるのですが、まず1点目、162ページになります。観光費、その中のサンセットビーチの管理賃金について質問をしたいと思います。ここでは、サンセットビーチですから、ボートの監視員だとか清掃、そういう部分含めて相当数採用してきております。期間の臨時職員です。その採用に当たっての選考基準なのですが、それに関連して、昨年19年度まで、19年度において70歳以上の雇用はあったのか、雇用した職員、継続して雇用している職員はあったのかどうか、臨時職員。これだけ、あるかないかだけお答えを。

〇蒔田委員長 商工観光課長、張間正美さん。

〇張間商工観光課長 ありました。

〇蒔田委員長 高野輝雄君。

〇高野委員 それで、今あるということですから、なぜ70歳以上で雇用しなければならないのか。雇用の機会が極めて少ないということは、労働関係をあわせて担当されている商工観光課長十分おわかりだと思います。リストラ進んでいる。それで、少しでも、去年もいろいろなところが大変な目に遭って、やめざるを得なくなっている人方がたくさんいるのです。50代でもいます。資格の部分もありますから、一概に全部全部言いませんが、いずれにしてもそういう状況にあるという。これまでも私は何回か一般質問でも触れてきましたが、私が言ったからということでないですよ、これは町民の声だと、同僚議員の方も数多くそういう指摘をされていると思うのです、これまで。随分指摘がある。かつての議会答弁の中でも、これは一般質問していますから、総務課長答弁に立っていますが、詳細は労務職については70歳以上好ましくないと、何回かのやりとりで、それまではなかなか理解を深められなかったのですが、事務職については65歳まで、それを守っていきたいという、これは絶対だとは言っていないかもしれない。そういうふうに基本的に答えをしているのです、これ議事録ありますから。にもかかわらず、1つのところだけそういうことがあったら、町民全体はやっぱり納得しませんよ。私ここも方面委員の何名かの方から直接言われていますし、町でも言われています。機会あれば、やっぱりそういうところが出てくる。なぜそこは労働行政もやっているところがそういうふうにされなければならないのか、そこをお答えいただきたい。

〇蒔田委員長 商工観光課長、張間正美さん。

〇張間商工観光課長 70歳以上の人は管理人としてうちのほうで雇用しているわけなのですけれども、見たとおりビーチの遊泳区域をつくるのに、ボンデというのですか、玉入れるのに、ああいう作業ができる人が漁師上がりでなければできないのです。それで、その70歳以上の方が漁師上がりで、そして船の資格を持っているということで、何年かビーチで勤めたこともある経験がある人で、そういう形でその人を特別お願いしたと、そういうような状況でございます。あとの人は漁師上がりという人いませんでしたので、ロープを張ったりいろんな作業が、漁師を経験していなければできない作業が結構あるものですから、そのようなことでやむを得ず70歳出ている方を雇用したわけでございます。

〇蒔田委員長 高野輝雄君。

〇高野委員 漁業者の経験がなければ、確かに経験はその分豊かだと思いますが、しかし19年度の募集に当たって、私公式に、そういうことがあったので文書公開条例によって採用経過の部分の書類を手元にいただいておりますが、公募したと、一般公募した結果、これは応募あったのは21名というふうになっている、昨年ですよ。6月の15日に起案していますから、決裁日は漏れていますが、同じだと思うのですが、いずれにしても採用決定11名、その中にボート監視員、先ほど言った2名だと思いますが、それは、今経験を言っています、確かにどこだって経験あったほういいです。しかし同時に、臨時職員というのは臨時的任用ですから、限られていると思うのです。そのために毎年募集をしているのだと思うのです。嘱託職員でももちろんやりますし、それはそういうことなのですから、性格なのですから、そういうことを承知の上で、それであれば経験者を順次、2名いるのですから、この方は、例えば超えた人だって突然経験者になったのではないのだと思うのです。では、いつまで使っていくのですか。経験あったほうがずっといい。そうしたら、ずっとそこで毎年募集していく中で全く育たないと思う、そんなことやっていったら。21名募集しますね、その中に当然ボートですと小型船舶2級以上の資格ということになっていますね、その方は何名いたのですか。

〇蒔田委員長 商工観光課長、張間正美さん。

〇張間商工観光課長 3名でございます、小型船舶を持っている人。ただ、漁師の経験はほかの人はないのですけれども。

〇蒔田委員長 高野輝雄君。

〇高野委員 盛んに先ほど来漁師の経験、漁師の経験と、これは全く言っていること違うのでないですか。漁師の経験なければと、それであればお聞きしますが、サンセットビーチの作業員の募集ということで町内に広く回覧をしています。公募しているでしょう。そこに具体的にそんなこと、漁師の経験がどうだとか、そんなこと書いていますか。それは、原課の部分の勝手な基準でないですか。だったら、そういうふうに書いてくださいよ、そんなこと書いてありませんよ、ここに。ボート監視員は、小型船舶2級以上の資格が必要ですというだけではないですか。そして、あとは、ボートでの監視だけではなく一般作業もあります。正式な公募、これ町内に回っているのです。公式なものです。しかも、ここには年齢満20歳以上満70歳未満と、これ一昨年の分もそうです。どうして勝手にそれ超えれるのですか、改めて町内にそういう周知をその時点でしていますか。だったら、最初からそういう募集をすればいいではないですか、理解するように。そんなことやって、広く全体にやるのですよ、張間課長、1つの課だけではないのです。しかも、労働行政やっているところで、先ほども午前中出ていたと思うけれども、雇用大変な状況で、だからああいう就業の機会を求めるための機関も町が出資してやっていると思うのです。そういうところを所管しているところが一方で1つの課がそういうことをやったら、羽幌町全体がそういうふうに見られるということです。そこは、やっぱりきちっと受けとめてください。こんなことまた20年度やって、そういうことは通らないです。しっかりと反省してもらわないと。いかがですか。

〇蒔田委員長 商工観光課長、張間正美さん。

〇張間商工観光課長 管理人につきまして、うちは3名体制、平日勤務と昼から夕方と、それと夜の深夜勤務と3交代でやっているわけなのですけれども、管理人3名を先にうちのほうで人物的にこういう人がいいのでないかということで決定しています。そして、あと作業員として募集していますので、管理人は先に3名ほど、その中で年齢が70歳以上超えている人が1人います、管理人では。皆さんに募集かけたのは、70歳以下で募集していますので、今後そういうことであれば条件もつけたりして、そういうような募集の仕方をしていきたいなという考えでいます。

〇蒔田委員長 高野輝雄君。

〇高野委員 最後にしたいと思う。決して張間課長に怨念があるとか、そんなことではないので、ずっと長くやって、そういうことを言われてきているので、私も言いたくないのです。かつては私自身に、前に70歳と言って、それでやめなければならなくなったと、どういうことを町が言ったのか、そこはわからないのですが、わざわざその人の兄弟まで使って私に圧力とも思える、今度の選挙の部分控えて、そういうことできないと、何でそういう質問したのだと、高野が質問したからやめざるを得なくなったと、うちの兄弟が、ここまで言われました。そういう経過をして苦い経験をしながら、私は何も個人のことでないから、広く言われるから言っているので、ここのところをしっかり受けとめて、そういうことは、70歳以上ということはやめていただきたいと思います。ぜひそういうことで、そのことで希望して、それ以上触れません。
 次に、観光協会の補助金に関して、168ページ、これは何も特別な指摘ということではない、やっぱり指摘になるのでしょうか。観光協会の事務局を町から独立させるために、商工会の補助金を計上しました。これは何年前でしたか。それで、何年前かはいいのですが、一回つけたのです、議会でも。私どももうかつでしたが、決算のそのもの未執行の部分知らないで、何年かたって、あれ、どうしてそういうふうになっているのかなと思って、多分募集して、適任者がいなかったのだと思うのです。しかし、それだからといって、これはその後もいろんなところ幅広く、町のOBだとかいろんなこと言われていましたが、そんなことでなくて幅広く求めて、独立させるということでやったのだと思う、その理念、わざわざ議会に理解を求めてやったのです。同時に、財務課長出ていますから、予算の査定、町長最終査定しているのですが、査定した重みということです、議会の議決。その後、これはもう執行しないのか。だったら、そんな簡単にあれだったら、なぜあれなのか。議会もあれだと思いますが、その後検証していなかったので。おかしいなと思うのです、そんなことは。引き続きずっとやっていくのが本当ではないですか。その辺あわせて、査定をされた側の部分もあります。これは町長なのか、あれですが、まず担当課長、どのように。

〇蒔田委員長 商工観光課長、張間正美さん。

〇張間商工観光課長 17年度の予算に計上されたと思います、人件費が。そのときはある程度内定していたのです、事務局長。その人が突然できないということになって、次の人ということで観光協会の三役で相談して、そうしたらもう一人、この人に当たってみようということで、最終的にはだめになってしまったのです。それで、不実行ということで減額したわけでございます。

〇蒔田委員長 高野輝雄君。

〇高野委員 負担金補助及び交付金見ても、非常に金額が大きい。観光協会の補助金は831万4,000円、それからサンセット王国だとか味まつり、直接所管したのは味まつりでしょうか。だから、そういうものも含めて相当、事務局は一般の事務、通常の観光を行う、労働も行う、さらには幅広い業務やっていますから、かつての政策推進課がやっていた中心市街地の部分もあるでしょうし、非常に幅広いところですから、業務大変だと思うのです。だから、当初独立したいという、させたいということの意欲あったから予算要求して、そして査定されたと思うので、政策の補助される副町長で結構なのですが、そこら辺受けとめて復活してきちっと独立させるべきだと思うのです。人の募集というのは、後だと思うのです。ずっと継続してやっていくべきだと思うのです。なぜ単年度で落としてそのままになっている、町側も。どうなのです、その辺。張間課長でなくて。

〇蒔田委員長 副町長、松本信裕さん。

〇松本副町長 お答えいたします。
 羽幌の観光というのは、天売、焼尻を擁していまして、非常に大切な産業の一つというふうに町としてはとらえております。その中で、民間の方々でつくられておられます観光協会、あるいは天売においては天売、焼尻においては焼尻、羽幌もそうですが、それぞれの支部というものもございまして、そこで3次産業といいますか、そういう中で町と観光協会、民間の方々と手を携えて経済の押し上げというか、そういうようなもの、これが1つにはサンセットビーチ、当時道内でも珍しい水洗トイレ化をするとか、そういうような形でつくってきたわけです。それで、17年度には、今高野委員がお話しのとおり、独立をしていただいて、そして幅広い観光というものをもうちょっとやっていただこうということが1つと、それから観光協会も独立してやっていってはというようなこともありまして、たまたま予算づけをいたしました。その後町としては、できれば高野委員がおっしゃるように機が熟すれば観光協会が独立してやっていただければというふうには思っております。しかし、これは留萌管内各町村見ても、留萌はNPOみたいな形でやっております。民間の皆さんそれぞれお仕事を持った中で観光というものをやっていただいているという点もありまして、それから町として観光というものについて、これは先ほども言いましたけれども、経済的な効果、こういうことを考えれば、今の状況の中では観光協会が民間として独立して事務局を持ってというようなことではなかなか機が熟していないのかなということでございまして、今後その辺について観光協会とも十分協議して、できればそういう形にいっていければいいなというふうに思っているということでご理解いただきたいと思います。

〇蒔田委員長 高野輝雄君。

〇高野委員 これ張間課長に聞いたほうがよかったのかなというような答弁しますね。17年度に予算を計上したのだから、査定をしたということ、その重みを忘れているのではないかと思うのです。それは、今これからやるのでなくて、現に一回予算を決定したではないですか、予算必要だということで。では、17年にその予算要求したとき、そういう機熟していなかったのですか。

〇蒔田委員長 副町長、松本信裕さん。

〇松本副町長 お答えいたします。
 今お話ししましたように、これは行政側から押しつけてやるというものというとらえ方はしていないのです。したがいまして、17年のときには、これは観光協会のほうでそういうようなことでやれそうだと、先ほど張間課長からもお話ありましたように、ある程度事務局の対応できる人がいるとか、そういうような状況があって予算を要求されてきたというふうに町としてはとらえているのです。それで、現状で今高野さんがおっしゃるように町から事務局をつくって独立しなさいと言うわけには、では何のための羽幌町なのだと、観光行政をどう考えているのだということもありますので、ここは一緒に民間の人と町と手を携えて観光行政をしていきたいということでご理解いただきたい。そして、もしそういうようなことがまた機が熟して、そういう人物がおられるということでぜひやりたいと、あるいはNPOも立ち上げてやりたいということであれば、町は積極的に予算をつけていきたいというふうに考えておりますけれども。

〇蒔田委員長 高野輝雄君。

〇高野委員 どうもまだすとんと落ちないのですが、町は行財政改革の中で民間でできるものは民間でできるようにしたいということを言っていますし、団体の事務局も各種のところで11年度の行財政改革の中間答申を受けて、民間に任すのだと、だんだんそういうふうにしてきていると思うのです。かかわり持たないのだと一方で言っていながら、そこだけ言われても、なかなか理解できないのです。もっと突っ込んで、そこは当然押しつけではないです。押しつけないです、これは観光の大変な部分ですから。しかし、商工会にそういうふうに置くという背景で当時17年にやったのだから、それはそのときと何ら変わらないので、引き続ききちっとそういうふうに独立させるべきだと私は思います。最後に町長。

〇蒔田委員長 町長、舟橋泰博さん。

〇舟橋町長 17年の経緯から今現在に至るお話は、流れとしてはわかったかと思います。現実には民間の方々が自分からみずから知恵出しながら、それが活性化に結びついていくというのが私たちが考えている理想でもありますし、そんな形ができれば望ましいのかなというふうには思います。17年度の形というのは、張間課長のほうから言われたとおりであります。また、その後予算に上がってこなかったというのも、副町長の言われたのも現実であります。そんなことも含めながら、これから何が、どういう形が望ましいのかという、事業量だとか羽幌町の観光という大きな枠の中で考えると非常に大きな問題なのですよ、これは。そんなことも含めて内部議論、そして観光協会も含めた議論をしていきたいというふうに思います。

〇蒔田委員長 船本秀雄君。

〇船本委員 それでは、私のほうから観光費、163ページかなと思いますが、この中のはぼろバラ園についてお聞きをいたします。はぼろバラ園も平成10年にオープンされまして、もう既に9年、10年の月日がたちました。これまで町民や観光客の楽園と言っていい、パラダイス、非常にはぼろバラ園も有名になってきていると。バラ園も北海道では数少ない。ちざきバラ園を初め秩父別、岩見沢、百合が原、そして羽幌と、こういう中で非常にバラが有名になっておりまして、ご存じのとおり接ぎ木でございます。接ぎ木の場合は、8年から10年の間に更新しなければもとに戻るというお話を聞いております。そこで、もう既に町として更新の計画があるのかもわかりませんが、私は昨年からの議員でございますので、そこら辺改めてお聞きしたいと思うのですが、当時、平成10年にオープンしたときには大体2,000株ということで始められております。何か病気にかかって、これだけあるのかないのか、ちょっとわかりませんけれども、当時2,000株で外国のバラ、ちょっと私も調べておりませんけれども、本当に有名なバラを集めた。それで、当時でもって1本大体3,500円かなと、大体2,000本で700万くらいのバラの木の金額がかかったのだろうと、私はそう理解しております。ちょっと聞きましたら、いや、200万程度だというお話も聞きましたけれども、私はそうではないと思います。バラは、接ぎ木でないバラについては300円台からございます。ほかのバラ園と、まだまだいいバラをつくろうということで、これだけの単価ではぼろバラ園をオープンしたのだと思うのです。計画があれば、そういう計画を教えていただきたい。計画がなければ、どういう形で今後やっていくのか。これは、平成10年当時の議員さん方が視察されまして、このバラ園をつくったという経緯もあります。今は町民も観光客も、相当はぼろバラ園というのは有名になっておりまして、本当に楽園になっておりますので、そこら辺含めてお聞きしたいと思います。

〇蒔田委員長 8款と関連していますけれども、答弁できるのなら、お願いできますか。
(「公園費なんですよ」と呼ぶ者あり)

〇船本委員 公園費なのですか。
(「よければ、話ししてもいい」と呼ぶ者あり)

〇船本委員 8款なのですか。そうしたら、後で。

〇蒔田委員長 もし答弁できるのなら……
(何事か呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 では、8款のときに答弁をいただきます。
 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 これで7款の質疑を終わります。
 次に、8款土木費、165ページから180ページまで質疑を行います。
(「休憩だ」と呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 暫時休憩いたします。

休憩 午後 1時55分
再開 午後 2時06分

〇蒔田委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 商工観光課長、張間正美さん。

〇張間商工観光課長 先ほどの船本委員さんについて説明いたします。
 ちょうど10年になって、10年で株が弱ってきて、入れかえしなければならないということも業者さんから聞いてわかっています。それで、おととしに2,000株のうち395株が病気に、がんに侵されまして、去年、19年度に土壌改良しまして、そして土壌改良したところにまず54株とりあえず植えました。そして、その後またがんのバラを移動させまして、そして今回226株を予算に計上しています。これ半端なのは、植える枡に何本というものですから、こういうような半端な数字が出ています。それで、226株のうち、自根といって接ぎ木のない一本物の株が110本、これアメリカ産でございます。それから、接ぎ木で植える株が116本、日本とドイツが生産地です。そういうようにして今年植えます。そして、来年残りの119株ですか、21年度に植えていきたいなということで思っていますので、お願いいたします。

〇蒔田委員長 船本秀雄君。

〇船本委員 当時から見れば安い株になっているのか、ちょっとわかりませんけれども、どのくらいの金額を今更新で考えていらっしゃいますか。

〇蒔田委員長 商工観光課長、張間正美さん。

〇張間商工観光課長 業者さんの見積もりでは、1本2,500円の見積もり出てきています。その業者さんというのは、うちのバラ園ができたときから手をかけていた技術屋さんでございます。そして、今回病気になったときも、技術指導ということで去年から年5回ほど来ていろいろと指導してくれています。また、今年も技術指導を受けて、いいバラを咲かせたいなという考えでいます。

〇蒔田委員長 船本秀雄君。

〇船本委員 申しわけないのですけれども、予算、これ公園費の何節についていらっしゃるのでしょうか。

〇蒔田委員長 商工観光課長、張間正美さん。

〇張間商工観光課長 16節の原材料費です。施設保守材料となっているのかな。

〇蒔田委員長 船本秀雄さん。

〇船本委員 103万円の予算計上をされております。これは、2,000本のうちに、先ほど聞きましたら395本が病気にかかったと。それから、あと226本ですか、これ入れかえるとして、来年も更新していくということなのですけれども、これ単純に計算しても2,500円となれば500万くらいかかるわけですから、1本2,500円といったら、2,000本といったら500万かかりますよね、平均だと思うのですけれども。

〇蒔田委員長 商工観光課長、張間正美さん。

〇張間商工観光課長 226株掛ける2,500円で56万5,000円。226株なのです、今年……

〇船本委員 いや、私が聞いているのは、全体2,000株から……それであれば改めて質問させていただきますけれども、2,000株のうち今現在何本あるのでしょうか。

〇蒔田委員長 商工観光課長、張間正美さん。

〇張間商工観光課長 2,000株のうちの現在のですか、病気を除いたもの……

〇船本委員 全部それ除いて、去年咲いた花。

〇張間商工観光課長 2,000株のうち病気になったのが395株なのです。それで、1,605株が残っているわけなのです。

〇船本委員 そうすれば、平均でいけば3,300万くらいということですか、更新していくとなれば、単純に2,500円掛けた場合。ということにはなりませんか。

〇張間商工観光課長 要するに、病気の分だけを補充しますと、395株が病気ですから、2,000株のうち。だから、その分の補充しますので、395株で2,500円を掛ければ98万7,000円ぐらいで、また今生きている株がどういう形になるかわかりませんけれども、とりあえず今病気になったものを取り除いて、そしてそれの補充というのですか、そういう形で今回やっていきたいなと。

〇船本委員 私の質問が悪かったのかわかりません。私は、全体の2,000株に対して、もう更新の時期ではないのかなというご質問と、それで病気にかかって三百何本、1,605本くらいが今現在残っているのであれば、この1,605本の更新はどうなっているのかということをお聞きしたい。

〇蒔田委員長 商工観光課長、張間正美さん。

〇張間商工観光課長 どうも済みません、私の受けとめ方が悪くて。1,605株が今現在残っているわけなのですけれども、それについてももう10年になるから更新なのですけれども、技術指導を受けているほうの業者さんからまだそういう指導も、これを取りかえなさいだとか、まだそういう話もないものですから、今後そういうものを含めながら計画を持って入れかえていきたいと思います。

〇蒔田委員長 船本秀雄君。

〇船本委員 当時札幌緑化という、工藤さんという方、工藤先生という方が来られたのですけれども、今違う方来ているのでしょうか。

〇蒔田委員長 商工観光課長、張間正美さん。

〇張間商工観光課長 先ほどお話ししましたけれども、札幌の緑化公園ですか、百合が原に勤めていた工藤さんが会社を退職しまして、自分で経営しているのです。それで、羽幌のが病気になったということで、すごく気にしまして、緑化協会ですか、そちらのほうから工藤さんにお願いしてはどうかということで、工藤さんに今見てもらっています。また指導を受けています。

〇蒔田委員長 船本秀雄君。

〇船本委員 当初の指導いただいた同じ方だということで、私も安心しました。それで、私も工藤先生から指導を受けたのですが、やはり8年から10年で更新しなければ、もとの木に戻ってしまうと。私もバラは25年になりますけれども、25本くらいあります。これは更新しておりませんので、本当のちっちゃい花に戻ってしまっていると。これであれば町民の方、観光客の方に見せるのにはちょっとおぞいなと思いますので、ほかのところ、私去年も秩父別も行ってきました。ちざきも行ってきました。本当にいい花を改良して咲かせています。指導員が工藤さんということは、すばらしい方ですし、この方がハマナスを羽幌のハマナスとして改良して、現在もある、病気にかかったかわかりませんけれども。そういうどんどん改良している先生ですから、ぜひひとつこれを、お金もかかりますけれども、残っている部分、2年なり3年なり、財政状況もありますから、計画を立てて更新して、いい花を見せていただきたいと。お答えはよろしいです。

〇蒔田委員長 高野輝雄君。

〇高野委員 土木費で道路維持費に関係して、今年度から、19年度から市街地区の除排雪を委託をされました。3カ年ということで債務負担行為を組みながらやっていますが、最初準備期間もあったのでしょうか、非常に例年にない、私も直接除排雪の苦情を多く受けております。その多く受けたのは、まず1点は基本的な部分なのですが、これは受けている方はまたちょっと違うのかもしれない、感覚。多く受けているのは、朝早く作業に出る方々、例えば港に漁業の方だとか、あるいは網外しということで作業に行かれる方、そういう方。あるいは、セイコーマートとかセブンイレブン、24時間やっている。そこに勤務時間で交代で行く方、決まっているのです。昨年と見ていて、出動の時間が遅いということを軒並み言っています。町内会の方も言われています。ちなみに、平山課長の住んでおられるところで、別に調査でない、私がよく知っている人がいて、かつては国道の維持に、道路維持あるいは除排雪にずっとプロとしてかかわった方、やっぱり1時間近く遅いと言うのです。そこのところはなぜなのか、非常にそういうことが多いのですが、これは当然ながら路面状態、おおむね次のようにということで基準があるのですが、5時から9時まで出ることになっていると思うのですが、これは物によると思うのです。そういうことになっているのでありますが、非常にそういうことが多かった。
 それから、2点目は、除雪の幅員が非常に狭い。圧雪状態を伴わないようにするために、除雪の基本というのは高速でもってやるのだということになっていますが、いずれにしてもさらっとしかやらないと、そのために狭いと。その結果が路面のへこみだとか、後ほど触れますけれども、非常に路面の危険な状態のところがある。私も相当の苦情があったので、身の危険、実は滑って車にひかれそうになったのですが、四十何枚写真を撮った中のを今日持ってきていますけれども、非常にひどい状況だった。国会並みにそういうことを見せませんけれども、国会と違うので。幅員が非常に狭いということです。路面のへこみが非常にあった。危険なところが非常に多い。そういうこと。それから、除排雪の、今幅員言いましたから、幅員が狭いために、例えば排雪をすると、これは具体的に言いますが、農協通りずっと来ます。通常どおり片側1車線ずつですから、2車線の道路です。突然、華月のところから行ったら、華月のちょっと行ったところでもう両側狭くて、ここに写真ありますが、車は全然交差できない状況。それから、町長の実家のほうですが、そんなことはあれですが、あそこの幼稚園のところまではやっている。そして、その先のハートフルに行くところがやっぱり路面が急に狭くなる。やるのであれば一気にやらないと、それはかわせない、危険だ。それから、へこみが非常に多いために、これは交通上非常に悪い。道路の除排雪の基本は、そういうことをなくするために、安全走行するためにやっていると思うのです。その辺、平山課長、お答えあったら。

〇蒔田委員長 建設水道課長、平山光彦さん。

〇平山建設水道課長 ただいまの高野委員の質問にお答えします。
 出勤時間の問題、5時から一応夜の9時まで緊急時に対しては対応すると、こういうことなものですから、当初の考え方については、今高野委員の言われたとおりに私どもも指導しておりました。それが実際の受注後の作業体制を見ていると、まず最初に私どもが道路に10センチ雪がたまったら、それはきれいにしなさいと、こういう指導をしているのですけれども、10センチまではいいのだと思ったという、こういう誤った判断からスタートして、その上に重なる5センチはさらに要らないのだと、このような考え方を持たれて間違った除雪作業をされたということで、非常に今言われたような苦情が来て、私たちも何でこんなに、うちと同じようなことをやらせているのに苦情が来るのだと、こういうことで非常に困りまして、1月の17日に現場の責任者を役場に呼びまして、再度この辺のところを確認した結果、今のような勘違いをしていたと、大変申しわけないと。そういうことで、道路の細い通りほど往復するときには左端を行って、左端で回ってくると、そうすると幅員は広くなるのだと、こういう説明までつけ加えまして、真ん中だけ行って帰ってきては困ると、速く行けばそれだけ時間は速く済むけれども、道路が狭くて今言われたような苦情が来るということで、再度やり方まで説明して、現在に及んで町なかもやっと全部の道路が幹線あるいは狭い通りもほとんど除排雪が完了したところでございます。そういうことで、初めということでいろんな勘違いもやり方の間違いもありますので、20年度このようなことのないように、このシーズンが終わった段階で、今言った苦情その他を再度受託者、責任者、現場管理者を呼んで、もう一度そのことを十分説明しまして、さらには来年のシーズンの初めに改めてまたこのことを説明しまして、そしてなおかつ安全で安心な道路を確保してほしいという、こういう要望に変えてみたいと思います。そういうことでご理解願いたいと思います。

〇蒔田委員長 高野輝雄君。

〇高野委員 初年度であるし、確かに準備時間もなかったと思うし、そういう大変な部分、除排雪ですから、それは私自身もわかりますから、雪も断続的に多く降ったのではないのだけれども、今年はしばれもきつくて、非常にそういう中で断続的に降った日が多かったですから、その辺では理解をしますから、今私言いたくないのは、のど元過ぎればでないのですが、雪ですから、解けてしまえばもう忘れてしまわれたら困るので、そこのところは平山課長十分注意をしながらやるということを言っていますので、それは委託業者のみにしないで、町側のほうも当然2名現場にいらっしゃいますから、そこのところのパトロールもしっかりしていただきたいのです、点検、指導を。ちなみに、これも終わったことですから言いたくないですが、町側も実はやっていなかったところがあるのです。歩道の、これは排雪でないですよ、除雪をする路線になっていたのです。私の向かいだから言うのでないです。たまたま途中から通学路を全くやっていない。途中まではやっている。全部やることになっているのです。そうしたら、勢い、ここに写真もありますが、高校生4名くらい来ても、途中から車道に出なければならないのです。これはぜひ本当は見せたいのですが、余りくどいようですから言わないですが……
(「見たいな」と呼ぶ者あり)

〇高野委員 見たければ、後で全部配ります。
 そういうことをして、町側だってわかっているはずです。これは、町がやっていなかったから、同じことをまねたのだと思うのですが、それも相当早くに私、いよいよしびれ、これはおかしいなということで、早く言えばよかったのですが、2月の段階で言ったのですが、町側で受けとめて、町側のほうも10日近く何も、こちらからさらに言わなければ、何にも言ってこない。どうしたのか、来ない、全く来ない。歩道ですから、しかも通学路です。途中から車道に出るような、そういうことを避けていただきたい。ちゃんときちっと指導していれば、すぐわかることですから、ぜひそういうことも含めて改めて町側も現場にいるのですから、あそこの現場のところで一緒にやっているわけですから、私もよく知っている方だから、どうも顔合わすのがなかなか合わせづらくなりました、その後、いろんな趣味も共通する方もいますのですが。大変なので、ぜひそこら辺、私は決して言いたくて言っているのではないので、その辺町民の声として、しっかりと町側も一緒にパトロールするのだということをぜひやっていただきたいと。最後に、またもう一度その辺、町側の対応です。

〇蒔田委員長 建設水道課長、平山光彦さん。

〇平山建設水道課長 ただいま高野委員のおっしゃられるとおりで、南町の先ほどの高校の通学路の問題にしても、除雪そのものは数多くはやっていないのです。排雪だけある程度の量になったらやるということで、片側は何も建物なくて、本来はあいていなければならないのですけれども、反対側の住民が結構そこに、道路をまたいで歩道に投げたりして繰り返しているような、先般も高野委員からそういう通知を受けまして、行った後も、またその後からもすぐ投げているという情報も来ていて、困るのですけれども、いずれにしましても町としてもパトロールをしっかりやって、通行困難な場所や安全性に欠けるような場所があった場合、いち早く受託業者に通知して早急な対応をやっていただくつもりでございますので、そういうことでご理解いただきたいと思います。

〇蒔田委員長 高野輝雄君。

〇高野委員 それでは、次に住宅管理費、177ページです。ここのところで修繕料出ていますが、これも昨年の予算委員会だと思いますが、きのう予算補正の部分で触れましたが、公営住宅に火災報知機を設置しましたよね、全戸。その設置に当たって予算要求あったときに私触れたのですが、北4条1丁目からの公営住宅、あるいはまだ古いところもあるのでしょうけれども、ガスレンジの設置の部分が壁と完全にくっついている状況で危険だと、火災報知機を一方で町が設置する、これは義務ですからしながら、原因となるそういうところがあるのだということで岩井主任技師が答えていましたが、その辺その後検討されると、対処されるものと思っていますが、昨年対処されたのか、今年度今後対処されないのか、どういうふうに調査されたのか、その結果お答えをいただきたい。

〇蒔田委員長 町民課長、大波芳弘さん。

〇大波町民課長 お答え申し上げます。
 その件につきましては、今年度ですけれども、51戸あるうち、設置戸数でそういう必要なところ48戸設置してございます。

〇蒔田委員長 高野輝雄君。

〇高野委員 51戸そういう危険なところがあって、48戸、あとの3戸はどういうこと。

〇蒔田委員長 大波芳弘さん。

〇大波町民課長 残りの3戸なのですけれども、そのときに出稼ぎでいらっしゃらなかったとか、それから1口コンロということで心配ないというのですか、そういう形で3戸残った。

〇蒔田委員長 高野輝雄君。

〇高野委員 先に聞けばよかったのですが、それでパネル板を設置したということでしょうか。

〇蒔田委員長 町民課長、大波芳弘さん。

〇大波町民課長 はい、パネル板でございます。

〇蒔田委員長 高野輝雄君。

〇高野委員 次に、同じく179ページ、今度は住宅建設費ですが、この間森議員の一般質問もございましたが、所管事務調査であったのですが、朝日団地、あそこ20年度では3棟6戸、最終的に今年度、19年度末では70戸たしか建設されていると思うのですが、最終的には86戸までいくと。そこで、当初計画されていた、これは町内のほうからの指摘があったのですが、その後町内会長さんは理解をされたようですが、朝日団地の集会所の建設場所が当初の計画と変更となったということなのですが、この変更の理由と、それから住民への説明はどういうふうに行われたのか、位置が変更されているということです。お答えをいただきたい。

〇蒔田委員長 暫時休憩いたします。

休憩 午後 2時29分
再開 午後 2時29分

〇蒔田委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 町民課長、大波芳弘さん。

〇大波町民課長 お答え申し上げます。
 当初から集会所の位置は変わっておりません。

〇蒔田委員長 船本秀雄さん。

〇船本委員 公営住宅の関係で1件お聞きします。きのう文教厚生常任委員長のほうから議長に所管事項調査報告がされました。あの中でも意見として書かれておりましたけれども、公営住宅の借り上げについてでございます。これは、1月に開催の文教厚生常任委員会で意見として述べまして、担当課のほうからご検討していただけると、何か前々からその話は出ているのだよという意見もありましたけれども、速急にご検討していただけるということだったのですが、検討されたかどうか。されていないのであればいいですけれども、されたのであれば、概略でももし説明できるのであれば説明していただきたいと思います。

〇蒔田委員長 町民課長、大波芳弘さん。

〇大波町民課長 お答え申し上げます。
 検討という形ではまだしていないのですけれども、あのときにいただいたご意見の中で、例えば網走市であるとか紋別市であるとか、そういう事例挙げていただきましたので、資料としましてそちらのほうの情報を得まして、これからそこら辺もいろんな形では検討していきたいということで、今準備段階でおります。
 以上です。

〇蒔田委員長 室田憲作君。

〇室田委員 168ページ、町道植樹枡整備委託料、去年もちょっと聞きましたけれども、わずかな予算ですが、19年度はこの植樹枡をどの程度整備、どこを、どの地区を整備されたのか、大まかに教えていただきたいとともに、20年度はどのあたりをどの程度整備する予定なのかお聞きします。

〇蒔田委員長 建設水道課長、平山光彦さん。

〇平山建設水道課長 ただいまの室田委員のご質問にお答えいたします。
 昨年度は、28カ所整備しております。その主な中身は、南2条通り11カ所、それから南5条通り6カ所、南7条通り2カ所、南7条緑町連絡線3カ所、南5丁目6カ所と計28カ所を整備しております。今年度の整備の予定は、32カ所整備したいと思います。住所としましては、ほぼ南2条、5条、7条関係で昨年やった続きという形で32カ所を整備したいと考えております。

〇蒔田委員長 室田憲作君。

〇室田委員 それはわかりました。いつもこれとあわせて、歩道がより安全に歩けるようにと、歩行ができるように、または除排雪などが容易にできるようにというようなことで町内各箇所を順次整備していきたいということでやられているのですが、それと同時に、街路樹といいますか、街路樹の整備も私は必要でないのかなというふうに思うわけです。それで、大分前から言っておりますように、台風で倒れたり、またはそのほか除排雪のときに破損し、そのまま切ってしまったもの、処分してしまったものもある。街路樹があることが適当な場所と、それからないほうがよいと、そういうことで適正な場所がいろいろあると思いますが、私はこれ今年やったから、すぐ来年できるというものではないので、逐次計画的に町なかの整備といいますか、緑のある町なかを整備していくためには計画が必要ではないのかと、こういうように考えておりますが、担当課のほうではどんなような将来設計を持っているのか、もしお持ちであればお聞かせください。

〇蒔田委員長 建設水道課長、平山光彦さん。

〇平山建設水道課長 建設水道課としましては、街路樹そのものは道路整備の補助の中で街路樹を設置したりするように義務づけられたものですが、最近道路そのものは補助事業対応の道路整備が全くないような状況で、既存の街路樹が先ほど言われましたような台風の被害とかで倒壊している、そういうような状況で、あちらこちらで枯れたままになっていたものを昨年あたり木の根っこまで、下のところまでとりあえず切って、危険のないようにという対応はしていますけれども、確かに町なかに緑をという考え方からすると必要性に迫られているとは思いますが、その反面災害のあった後の対応、あるいは別途それにもう一回植樹をするということになると、相当数の費用もかさむだろうという判断で、計画自体は持っていませんけれども、どこか違う支障のない広い幅の道路のところに並木的なものをモデル的に設けたほうがある程度効果的になるのでないかと。だから、町なかの狭い幹線の枡の中に木を植えるのは果たしてどうかと、最近また地域の方たちが木を植えていないところへ、1年草ですけれども、川北中心に一生懸命植えておられるようなので、そういうのにも力を入れて、町なかのボランティアとかそういうものを考えて、私どもがそう言うのがいいのかどうかわかりませんけれども、所管の町民課とも協力して、原点に返るといいますか、町を緑に、花をという、そういう運動で町なかに緑や花を植える。植えるのは町内の皆様のボランティアでやっていくとか、そういう方法を検討すべきでないかとだけ言って、答弁にかえさせていただきます。

〇蒔田委員長 室田憲作君。

〇室田委員 大変結構なお話で、私はこのたび制度を改めました各町内の連絡員制度ですか、そしてそれの主たる目的はもちろん情報を共有するとかというようなこともありますけれども、ともに町内会の諸問題、それからまちづくりのために行政と住民が協働でというようなことが大きくうたわれておりますので、例えば行政のほうでここの場所をこういう並木にします、ここはこうしますというような設計ができれば、町民に呼びかけて、行政が苗を出すと、苗を提供する。それを町内会で植えると、管理するというような方式も可能であろうと思うので、そういうようなことからするともう少し積極的にそういう計画、青写真を出していったらいいのではないかと、こういう思いいたします。意見として、終わります。

〇蒔田委員長 伊藤昇君。

〇伊藤委員  今の室田委員の、それから課長答弁もそれでよろしいのですが、都市マスの審議、都市計画審議会でそこの部分も論議になりました。そうしたら、バリアフリーの観点だとか、あるいは除排雪の問題だとか絡めると、課長言ったように集中的にどこかに木は植えていいのですが、歩きやすいように、そうすると1年草がいいとかという意見があって、これは今後詰めていただきたいという意見が非常に強かったので、今後各課連携とりながらそういう検討をされて、ただ木を植えるということでなく、草花でもってやると除排雪なんかのときに非常に作業が楽になるし、またもう一つ、これ別なのですが、道路使用状態が各家庭で非常に勘違いして、自由に使えるなんて思っているところありますから、店でも、こういうのの注意もあわせてお願いしたいと、そういう意見があったということ。

〇蒔田委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 これで質疑を終わります。
 次に、審議の都合上、第11款災害復旧費の質疑を先に行います。215ページから216ページまで質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 これで質疑を終わります。
 次に、第9款消防費、181ページから184ページまで質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 これで質疑を終わります。
 次に、第10款教育費。
 暫時休憩といたします。

休憩 午後 2時41分
再開 午後 2時43分

〇蒔田委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 第10款教育費、185ページから214ページまでの質疑を行います。
 高野輝雄君。

〇高野委員 私は、教育環境の整備ということで教育長執行方針で触れております。羽幌中学校と関連するのですが、この後文教厚生常任委員会等で議論されるのだとは思いますが、せっかく執行方針が示されております。羽幌中学校の部分はわかるのですが、非常に古い、もう55年になりますかね、昭和28年の建設、この羽幌小学校の部分の整備方法等について、羽幌小学校など対象施設についても、総体的な整備方針等を今後策定し、その実施について関係部局と協議し、検討するということになっていますが、その前に、昨年も質問あったかと思うのですが、羽幌小学校の耐力度調査というのですか、なぜ耐震調査と言わないのか。同じ地区で同じ地域で、仮に地震起きた場合、羽幌中学校の地区と小学校のところは同じだと思うのです、震度でいうと。その調査というのは前提にやらないのか、それをやらないでやっていくのか、それをやるのか、やるとすればいつやられるのか、その辺お答えをいただきたい。

〇蒔田委員長 学校管理課長、品野万亀弥さん。

〇品野学校管理課長 お答えいたします。
 羽幌小学校につきましては、耐力度調査、これは建築年度によりまして、昭和45年以前の建物につきましてはもう相当古いという前提がございますので、それにつきましては前提として耐力度調査を実施すると、その後に建てたものにつきましては耐震診断をするという、そういうようなとらえ方でおります。

〇蒔田委員長 高野輝雄君。

〇高野委員 それで、今答えました耐力度調査をいつやられるのか。

〇蒔田委員長 品野万亀弥さん。

〇品野学校管理課長 特に羽幌小学校の部分につきましては、校舎の部分につきましては昭和28年に建築、それで54年ほど経過しているかと思っております。その老朽の度合いにつきましては、調査をするまでもなく相当進んでいるという考えでおります。それで、教育委員会としましても、その改修につきまして財政事情、その他事情が許すのであれば、委員会としては優先度の高い事業ということで考えております。それで、まず前年度行いました羽幌中学校の部分でああいう調査結果が出ておりますので、それと懸案でありました羽幌中学校につきましては外壁の補修もございます。そういうことで、まず優先的に羽幌中学校の外壁の改修とあわせて、耐力度の改築にあわせて検討させていただきたいということで、中学校の部分をまず終わらせていただきたいということで考えておりますので。

〇蒔田委員長 高野輝雄君。

〇高野委員 ずっと今までやってきたので、ちょっと区切ればいいのでしょうけれども、引き続き社会教育費のほうで総合体育館とか施設の部分です。先ほど総務課長のほうから答弁をいただきましたが、禁煙の部分なのですが、特に私が気になるのは公民館の施設なのですが、ここは全体的に施設内、あそこの玄関、旧玄関を除いて全面禁煙、ああいう施設ですからなっていますが、あそこ封鎖されているのならいいのですが、分煙室ということで完全なら別なのですが、あそこ通路にしています。玄関から入れる。小さい子供が、図書室近いですから、乳幼児抱えても、あるいは高齢者も、いろんな方が施設内にあそこから入っている、利用しているのが現状です。非常ににおい、同時に煙が入ります。現実に通路をいつでも通りますから。そこのところはいかがなのかなと、そこまでいったのだったら全面禁煙にそこをしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

〇蒔田委員長 社会教育課長、工藤孝司さん。

〇工藤社会教育課長 お答えをいたします。
 社会教育施設、公民館、体育館そうなのでありますけれども、禁煙に取り組んだのは公共施設の中でも私どもが早いほうではないかと自負をしております。先日課長会議の席上で理事者のほうから、公共施設全般についてバランスのとれた禁煙についての対応をしなさいということで指示を受けましたので、先日といいますか、今週の火曜日、公民館を利用されている方々の代表者会議の席上で、こういう事情だということで羽幌町の方針、施設内全面禁煙ということでお話をさせていただきまして、快くとは言いませんけれども、了解を得たということであります。高野委員おっしゃるとおり、旧児童会館の裏口の通路につきましては、役場庁舎とあわせまして4月から施設内ということで全面禁煙にしていきたいと考えております。

〇蒔田委員長 高野輝雄君。

〇高野委員 わかりました。そういうふうに一歩進んだということは、評価します。
 それから、ちょっと気になって、ここ質問予定外だったのですが、この記事見まして、天売、焼尻、利尻は除いて、AED、自動体外式除細動器2台、町長ここに受領されているの写っております。これを見て改めて、私もかねて思っていたのですが、学校施設、公民館もそうですが、社会教育施設、体育館、多くの人が、いろんな人が使うところ、いつあっても不思議でない心室細動、要するに心臓がけいれんして血液を流すポンプ機能を失った状態、これはいっときを争うということで、この電気ショックの成功率が非常に高いということです。素人がだれでも使える。マニュアルに沿ってできるということです。これ非常に公共機関でも普及しております。あらゆるところに、そうでなくて民間のところでも普及しております。この電気ショックの成功率は、成功の可能性が1分ごとに7ないし10%低下、それだけ危険だということですから、いっときを争う。これは私消防署でいただいてきたのですが、1台25万円から、高いものはやっぱり高いほどいいのでしょうけれども、消防署にもお聞きしますと、救急救命、40万までありますが、25万というのがありますから、ぜひそういう器械を、町長もこの受領に当たってぜひ町内に普及を、これをきっかけに町内にAEDの普及を進めたいということで記事に載っておりました。今年度教育委員会としては予算要求をされたのか、それでもだめだったのか、だとすればこれは今後どのように要求されていくのか、その辺ちょっとお聞きをしたいと思います。

〇蒔田委員長 学校管理課長、品野万亀弥さん。

〇品野学校管理課長 お答えいたします。
 AEDの設置状況につきましては、町立学校では天売高校は昨年北海道のPTA連合会の互助会から寄贈をいただいておりまして、天売高校だけ設置されております。町内の小中学校につきましては、設置について必要であるという前提で内部で検討しているところであります。それで、今後各学校との協議を経て、設置に向けて関係部局と協議をしていきたいと思っていますので、ご理解をいただきたいと思います。

〇蒔田委員長 高野輝雄君。

〇高野委員 ぜひ早急に取り組んでいただきたいと思います。ちなみに、幌延町が、道教委のほうがなぜか公務で調査したにもかかわらず個人情報みたいなことでなかなか言わなかったので、時間かかった。幌延町は、全部入っているということです。それから、公立高校、羽幌高校、公立高校は全校配置されているということですから、小さい小中学校、それから体育館、体育施設、役場もそうなのですが、そういうところも必要なのですが、ぜひひとつ設置に向けて、教育長、関係者と話して、その関係者の声を出せば、当然町長も自動除細動器を受けた感動がまだ残っていると思いますから、残っているうちに要求を実現させていただきたい、そのように思います。
 以上であります。後でまた、私だけ質問してもあれですから、まだ関連あると思いますので、状況を見ながら。

〇蒔田委員長 伊藤昇君。

〇伊藤委員  極めて簡潔に質問させていただきます。羽幌小学校の件、今高野委員のほうからもありました。耐力調査等を中学校の壁とあわせてという話、それはそれでおきまして、町長にも、あるいは教育長にも12月の段階で、見て、応急処置でもいいし、何とか危険度のないようにということで考えていただきたいと言ったから、恐らく見ていただいて、どういう状態か見ていると思うのです。まず、中学校のほうの外壁は、何とかハザードくいでも打って、危ないところだったら防げばいいのですけれども、私はこうしてほしいというよりも、事故を起こさないようにはしてほしいのです。その一つは、小学校の職員玄関を入ってすぐ右に折れてください。天井見てください。剥離、ばあっときているのです。あの1かけらでも子供に当たったら大変ですから、私は増改築を、改修、改築を今やれと言ったってなかなか、そこは相当なプランしなければなりませんから、そういう無理なことは言いません。応急処置だけは、ひとつ早急に補正組んでほしいと。小学校の壁の剥離、天井の剥離です。この辺はどうでしょう。

〇蒔田委員長 学校管理課長、品野万亀弥さん。

〇品野学校管理課長 お答えいたします。
 ただいまご指摘ありましたとおり、昨年実際に天井の壁が落ちまして、応急的に処置をしている状況でございます。今状況を見ておりまして、それがさらに進むようであれば、ある程度落ちないような。全体的にあるものですから、その辺の調査も含めて検討していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

〇蒔田委員長 伊藤昇君。

〇伊藤委員  十分気をつけていかなければ、事故起こしてからでは遅いのですから。あと、これはこれから検討いただきたいのですが、子供たちの事故、事件が非常に多いわけです。そういうことで、子供たちを中心にしながら地域の安全をどう確保していくか、防災計画は自然災害に対するものが中心になります。例えばこれは道新の19年12月の9日の記事、私持っているのですが、文科省においても学校保健法が50年ぶりに今大きくその部分含めて改正されようとしています。子供たちの登下校を含めて学校保健法の中に入れようと、これが今議会に上程されるようなあんばいであったのですが、今国会もめておりますから、これは今年の通常国会ではどうかというふうな気がします。もう一つ、これに関連しまして、今国や道のほうでも動いておりますが、名前はいろいろあるのですけれども、安全で住みよいまちづくりに関する条例づくりというのに各市町村非常に真剣に取り組んでおります。昨年北海道でも、近いところでは北竜町、これが平成9年につくったものを子供たちが事件に巻き込まれないようにと地域ぐるみでやろうということの、そういうプランが改正されて昨年できたのです。北海道としても、今それが出てくるふうに私は情報を得ておりますが、羽幌町としても防災計画、副町長が総務課長のとき非常に苦労してつくっていただきましたが、それはそれでおいておきまして、子供たちを含めた安全、安心の町づくりという、そういう条例をつくっていく、今年はそういう検討の時期に来ているなと。これ教育委員会になるか、教育委員会の部門の性格強いのですけれども、総務のほうになるかもしれません。そういうところを関連する担当課で検討して、早急につくり上げる用意が必要でないかと思うが、どうですか。

〇蒔田委員長 学校管理課長、品野万亀弥さん。

〇品野学校管理課長 お答えいたします。
 今学校保健法の一部改正がございます。それは、平成21年4月1日予定ということでお聞きしております。その細部につきましては、まだ十分熟知しておりません。その中で予想されるのが学校の安全の部分、これ学校の先ほど伊藤委員言いましたとおり登下校の安全の部分、そういう部分も盛り込まれて、その中で羽幌町の独自の計画を立てたりという、そういう部分がその法律の中に盛り込まれてくるのだろうということで想像しております。今羽幌で独自に取り組んでいる部分で子どもパトロール隊だとか、それと執行方針でも述べさせていただいておりますけれども、この4月から実施します子ども健全育成サポートシステム、これは警察と学校が情報を共有して子供たちの非行の未然防止を図るという目的で実施しているものでございます。これら個々具体的にやっているものがありますので、その法律が出た段階で、条例がいいのか、声明がいいのか、その辺は出た段階で検討させていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

〇蒔田委員長 磯野直君。

〇磯野委員  予算説明資料のほうの15ページの備品、教材費の中で教職員用パソコン借り上げということで、教育長の執行方針の中にも出てきたのですけれども、予算書の中の小学校費、中学校費、高校費の中にそれぞれパソコン借上料というのがまた出てくるのです。これとは別なのですか、ちょっと確認したいのですけれども。

〇蒔田委員長 学校管理課長、品野万亀弥さん。

〇品野学校管理課長 パソコンの関係、小学校につきましては昨年度各教職員用のパソコンを設置しております。この設置目的は、今まで個人使用のパソコンを学校で使用して、それを自宅に持ち帰るケースが大半なのです。持ち帰って、それが流出して、それが知れ渡ってしまうというケースがいろんな部署で出てきております。それで、小学校の部分については、昨年整備をしました。それで、中学校の部分につきまして、今年そういうことのないようにということで中学校も整備を図るというものでございます。

〇蒔田委員長 磯野直君。

〇磯野委員  私も今その話を、セキュリティーの話をしようと思ったのですけれども、小学校のほうはもうすべて全教職員に当たった。これで中学校のほうも全教職員に行き渡るというふうに考えていいのですか。

〇蒔田委員長 学校管理課長、品野万亀弥さん。

〇品野学校管理課長 そのとおりです。

〇蒔田委員長 磯野直君。

〇磯野委員  購入ではなくて借り上げというふうになっているのですけれども、これはいわゆるリースという意味なのでしょうか。

〇蒔田委員長 学校管理課長、品野万亀弥さん。

〇品野学校管理課長 5年リースで考えています。

〇蒔田委員長 磯野直君。

〇磯野委員  先ほどおっしゃられたように、確かに今学校の情報が流れたりして、そのとおりだと思うのです。家に持ち帰る、それを防ぐためにこういう形にしたと思うのですけれども、リースとなると当然返却という部分が出てきますよね。そのときに、ハードに残っている情報等はどのような処理ということを考えていらっしゃるのですか。

〇蒔田委員長 学校管理課長、品野万亀弥さん。

〇品野学校管理課長 5年後にどのようにするかと、そこまで今考えていませんけれども、それは当然更新になるか、いろんな方法あると思います。それで、その情報の部分については、漏れないような形で処理をしたいと思っています。

〇蒔田委員長 磯野直君。

〇磯野委員  これは、くれぐれも気をつけて。例えばそのリース会社が中古で出したりすると、そのハードだけがどこかへまた売り飛ばされたりという可能性がありますので、必ず中身のハードは、普通僕らが投げる場合は必ずハードを壊して捨てるわけですから、その辺のところも十分リース会社と検討していただきたいなと。今言ったように、今そういう情報が非常に多く漏れています。ですから、くれぐれも先生たちともよく相談の上、多分日ごろからそういうセキュリティーに関しては先生たちとも相談の上だと思うのですけれども、こういうITに関しては実は生徒のほうがずっと進んでいまして、一番非常に詳しいのが例えば警察だとか、そこなのですけれども、一番疎いのが学校と教育委員会だというふうにも言われているのです。先日どこぞのばかな校長が自分のパソコンでメール打ったりしていましたけれども、そういうことがありますので、十分に気をつけていただきますよう、よろしくお願いします。

〇蒔田委員長 高野輝雄君。

〇高野委員 4目の学校給食費、212ページなのですが、正確には213ページの委託料の衛生管理業務に関してお聞きをしますが、今回非常に全国的に不安を与えました中国からの輸入食品の部分なのですが、特にギョーザです、問題となった部分。これと学校給食会を通して、小樽であったように食品でシューマイ等の使用が、ここでも吐き気を催したと。中国のギョーザほどではなかったのですが、北海道学校給食会というのがあって、そこからは広く学校給食に食材を提供されていると思うのです。その2つあわせて、そういうことは現にここでも使われてきたのか、問題となる特に中国製のギョーザとかそういうもの。そこのところお答えをいただきたい。

〇蒔田委員長 学校給食センター所長、三浦良一さん。

〇三浦学校給食センター所長 お答えします。
 羽幌の給食センターでは、今言っていましたシューマイ、それとギョーザ等については全く使用しておりません。

〇蒔田委員長 高野輝雄君。

〇高野委員 これは使用されていないということで、非常に安心をした。多量に使いますし、今回も新聞に出ているとおり、全道でも値上げを給食費のほうもせざるを得ない。これは、こういう背景ではなくて、諸物価が上がっているという、いろんなものが上がっていますから、給食にはね返っているのだと思います。そのことは、多少高くなっても、父兄の方々が言うのはやっぱり安心だと思うのです。食の衛生、安全だと思いますので、その辺で今後いろいろあるでしょうけれども、最善の注意を払われているのでしょうけれども、衛生管理、こういう部分の衛生管理どのようにされているのか、今後こういうことを受けて点検、指導されていくのかをお答えいただきたい。

〇蒔田委員長 学校給食センター所長、三浦良一さん。

〇三浦学校給食センター所長 お答えします。
 昨今さまざまな食品の問題がございまして、道教委のほうから頻繁に衛生管理についての文書が流れております。それで、羽幌町のセンターとしましては、日ごろから安全、衛生管理には十分注意を払ってやっているつもりでありますが、安全で安心な給食の提供は学校給食の第一条件でありますことから、今後販売業者に対しても安全証明書の提出など一層の安全確認の強化、また可能な限りの国産品への切りかえなど、それと検食等での徹底管理について適切な対応に努めてまいりたいと思います。それと、衛生管理については、近隣町村で問題があった時点で保健所のほうから、さらなる厳しい管理がなされておりますので、それについてもこういうことがありましたので、徹底して再度強化してまいりたいと思っております。

〇蒔田委員長 室田憲作君。

〇室田委員 196ページ、中体連参加補助金です。この補助金は、恐らく中体連の管内大会、新人戦等に対する補助金だと思うのですが、それでいいですかね。

〇蒔田委員長 学校管理課長、品野万亀弥さん。

〇品野学校管理課長 そのとおりです。

〇蒔田委員長 11番、室田憲作君。

〇室田委員 私1つここで、これは教育委員会のほうでは前々から学校並びに父母のほうから強い願いが届いているだろうと思いますが、結局新人戦を含めた管内大会だけの費用、それからスクールバスの配置ということの費用ということですが、実際には大会そのものよりもそれに至るまでの練習、交歓試合といいますか、交流試合といいますか、練習試合に各地に前から出向いて、そしてお互いに力を試しながら本大会に向けて各部それぞれ頑張っているわけですが、そのバス代が非常に大きいと。中には、自分らの懐に見合っただけの内容で出かければいいのでないかとか、そういういろいろな意見もありますけれども、何とかひとつ5回あるものが半分くらいでもスクールバスを活用するとかいうような方法といいますか、そういう方法を工夫できないものかどうか、その辺お聞きしたいと思います。

〇蒔田委員長 学校管理課長、品野万亀弥さん。

〇品野学校管理課長 お答えいたします。
 スクールバスの運行につきまして平成16年に民間に委託をして、そのときの条件といいますか、効率的で財源的にも少額でというような条件もつけて実施をしております。当然委託でありますので、現行よりそういう部分で効率的に運行するというのは大前提にあります。それで、今の練習試合の部分につきましては、基本的には認めておりません。離島の部分で一部、そういう交流の機会がないということで認めているケースがあります。それで、これを認めていくと全部の種目にわたっていきますし、当初委託に持っていったときの目的からそれるという部分もございますので、それにつきましてはそういうことにならないように、それは守っていきたいという考えでおります。それで、昨年一部少年団の部分につきましても、基本的にはスクールバス、その目的から出せないということできていたのですけれども、少年団の中の大会で全道に結びつくような大きなものについては年間3回に限ってスクールバスを出しましょうということで、そういうことで今進んでおります。ただ、基本的に今言ったように財源的なものがございまして、練習試合等につきましては今後につきましても出さない方向で考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

〇蒔田委員長 室田憲作君。

〇室田委員 出さないことに決定しているということなので、十分にわかりますが、大分前に、これは相当前に基準として全道大会に出る場合にはスクールバスを配置します。なお、旅費、その他についても公費負担をしますというようなことで決定されてきたのだろうと思うのですが、最近の児童・生徒の状況を見ると、全道大会に行く力はないのです。というのは、その前の練習が十分積み重なっていないという部分もあるわけで、最大限に子供たちが努力できるものは努力をさせて、そして最後夢破れるのなら夢破れても、これはあきらめもつくのではないかなと思うので、青少年の育成ということはひいては人づくり、町づくりにもつながっていくことであるし、スクールバスの委託の条件でいろいろなことがあるのかもしれませんが、逆にそういうことであるならば不便な状況になっているということにもなりますし、その辺あたりを今どうのこうのと言うことはいたしませんが、最大限活用できるような、また活用させてあげれるような方法を考えをもう少し広げて工夫していただければと思うのですが、どんなものでしょうか。

〇蒔田委員長 学校管理課長、品野万亀弥さん。

〇品野学校管理課長 内部検討してみたいと思いますけれども、原則は原則で守った中で検討はしてみたいと思います。

〇蒔田委員長 室田憲作君。

〇室田委員 内部検討を十分にお願いします。ただ、先にありきではなくて、時には白紙に戻して、それから考えると、町長のほうもひとつ十分に考えていただければと、教育委員会だけではなく。
 次、もう一つあります。放課後活動ということで、二、三年前から子供たちに遊ぶ場を与えようということで、羽幌ほっとクラブというようなことで立ち上げて、社会教育の職員の皆さんが時間をとって子供たちと校外または体育館、いろんな場所で子供たちの要求を受けながら楽しく遊び、子供たちの姿を見ていても非常に生き生きと輝いているなというように思って、とてもすばらしいことだと私は思っておりますが、そこで1つどうも疑問に思うことがあります。それでは、放課後の先生方の姿というのが何にも見えていないのではないか。子供たちをよりよく知る、多くの子供たちとともに遊ぶ、それから子供同士が心を広げて遊ぶとか、また汗を流していろいろなそういう活動をするということは、極めて学校教育の中でも、もちろん社会教育の中でも必要ですが、学校の教育の中では極めて大事な位置を占めているのではないかと。そういうときに、先生方の姿がないということが非常に残念に思える。なぜそうなのですかということを昨年ですか、学校訪問したときに学校長に聞きましたら、今の先生方は大変忙しいです。各家庭から、親からいろんな電話が入ります。そのほか教材研究もあります。そういったようなことで、とてもそういうことに対応している暇がないというような、そういったような話が出てきました。本当にそうなのか、またそれでいいのかというような気がいたします。例えばだれでも、いつでもできるようなドッジボール大会ということで行事を持っておるのですが、苫前や古丹別小学校では先生方と父母が一緒になって子供を応援し、指導し、頑張っております。羽幌は、父母がちっちゃな声を上げて頑張っているだけです。ほとんどのものは、古丹別、苫前にとられる、とられると言ったらおかしいけれども、そういうようなこととかも考えて、もう少し私は放課後活動を先生方、学校にゆだねてはどうなのか。せっかく去年大きなお金をかけてグラウンドも整備しました。いつでも遊べるグラウンドになりました。しかし、いつでも遊んでいないというのが現状です。教育長、この辺どのように考えますか。

〇蒔田委員長 教育長、山本孝雄さん。

〇山本教育長 お答えいたします。
 まず、ほっとクラブ等の事業の中に放課後先生の姿が見えないということなのですけれども、ほっとクラブの事業の性格、性質上からいいますと、現役の先生を巻き込んでという事業でないものですから、そういう面もありますし、またある意味先ほどの校長先生のお話ではないのですが、夕方以降の放課後の時間でかなり先生が多忙であってということで、ある程度先生を義務的に、ある時間帯参加するのが当然だということでこちらのほうから話しかける状況にはないのかなと現実も考えております。それから、さらに最近の国の政策で今進めようとしております地域支援本部、東京のほうの和田中学がモデルとなって地域の住民を巻き込んだ支援本部という制度の普及を国のほうでは考えているのですけれども、その中にも現役の先生方の負担を軽くしようというような趣旨も込められております。現実的にはそういう状況がありますけれども、今室田委員言いましたようにそういう制約、現実がありながらも、さらに子供と先生がかかわろうとして何かしらの時間をとりたい、とろうとする、そういう意欲については大事なことでありますし、期待もいたしますけれども、いろんな今の事業の中でこれこれこういう形でという形で事業として現役の先生にその時間帯に張りついていただけるという具体的な事業については、難しいのかなとは思っております。

〇蒔田委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 なければ、ここで暫時休憩にしたいと思います。

休憩 午後 3時20分
再開 午後 3時30分

〇蒔田委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、12款公債費、217ページから218ページまで質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 これで質疑を終わります。
 次に、13款諸支出金、219ページから220ページまで質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 これで質疑を終わります。
 次に、第14款予備費及び給与費明細書及び債務負担行為に関する調書並びに地方債に関する調書について、221ページから230ページまで質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 これで質疑を終わります。
 これで歳出を終わり、次に歳入に入ります。
 債務負担行為と地方債が16ページから17ページまで、歳入は26ページから80ページまでです。一括して質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 これで質疑を終わります。
 次に、特別会計に入ります。
 羽幌町国民健康保険事業特別会計予算、1ページから53ページまで、歳入歳出一括して質疑を行います。質疑ないですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 これで質疑を終わります。
 次に、羽幌町老人保健医療特別会計予算、1ページから15ページまで、歳入歳出一括して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 これで質疑を終わります。
 次に、羽幌町後期高齢者医療特別会計予算、1ページから14ページまで、歳入歳出一括して質疑を行います。
 船本秀雄君。

〇船本委員 今年の4月から後期高齢者医療制度が始まるわけでございますけれども、前委員会で説明を受けましたけれども、非常に難しい、簡単に覚えれるようなものではありません。私なりにマニュアルをつくりまして、説明できるように準備を今しておりますけれども、今後町としてどういうようなPRをされるのか、周知されるのか、説明会をされるのか、どのようなお考え持っているのかお聞きしたいと思います。

〇蒔田委員長 福祉課主幹、藤岡典行君。

〇藤岡福祉課主幹 ただいまのご質問にお答えいたします。
 まず、これまでのPR等の経緯のご説明ですけれども、広報紙に掲載をしているものが昨年の7月以降3度、7月と12月と、それから今月3月、今日明日発行予定しております広報紙、3度ほど後期高齢の医療制度についての特集を組みまして、7月はさわり程度でしたけれども、12月と3月である程度詳しく広報紙に載せてあります。それから、そのほかに既存の医療制度改正に絡むPR用のチラシがございまして、これを購入したものを今月の3月の広報紙とあわせて全戸配布を予定しております。ただし、これは後期高齢のみではありませんので、医療制度全般の改正と、それに後期高齢の制度導入にかかわる部分でさまざま国保等にも影響を及ぼしてきますけれども、そういった関連、一連の制度改正に絡むPRチラシです。これが今3月に広報紙とともに全戸配布を予定しております。それから、後期高齢用のパンフレットというのが今手元にございます。こういうパンフレットがございますけれども、これは今3月の20日をめどに町内の75歳以上の後期高齢に加入する対象者1,500名ほどおりますけれども、この方々に通知文書とともに発送する予定であります。この際に、後期高齢の保険証を1,500名にすべて同時に発送すると、あわせて予定をしております。それから、説明会の関係ですけれども、道内でも主要都市等で説明会開催されているようですけれども、羽幌町では説明会と銘打った開催は予定しておりません。ただし、各老人クラブ、単位老人クラブに今説明に回っております。例会等の日程に合わせて回っておりまして、3月中におおむね終了の予定です。4月に一部残しますけれども、町内9カ所の老人クラブ、単位老人クラブを回る予定でおります。とりあえず今説明、PR等の関係は、そういう予定でおります。

〇蒔田委員長 駒井久晃君。

〇駒井委員 老人クラブの説明というは、いつごろからやられるのですか、時期的には。

〇蒔田委員長 福祉課主幹、藤岡典行さん。

〇藤岡福祉課主幹 3月1日から既に始まっておりまして、3月1日、3日、4日と3カ所終えまして、後半はまた15日ぐらいから再開をする予定です。大体3月末までに8カ所、4月に入って1カ所と、それからそのほかにいちい大学でも入学式の日程に合わせてということで、10回ほど予定をしております。

〇蒔田委員長 森淳君。

〇森委員  3月の広報見ていませんので、その辺どれだけフォローしているのかわかりませんけれども、これ見せていただいて、非常にこれもわかりやすいですし、ほぼすべての分野が網羅されているのではないかなと思います。ただ、私もわからなくて町の担当者に電話かけて聞いたら、非常にわかりやすい説明でよく中身がわかって、私自身は助かったのですけれども、一般の方、特に当事者に関してわかりづらいと思うのは徴収の関係ではないかと思うのです。原則としては取られるというのはわかるのですけれども、これは決して悪いことではないのですけれども、減免その他があって、例えば半年間はいいですよとか、それから最終的には2年間でこの金額になりますよという部分がありますよね。今度は徴収は自動的に引かれますので、そのときになってみて、何でこんなに引かれるのだとか、引かれていないのだというトラブルが想定されると思うのです。それで、3月の部分でその特集するのはいいとして、あればいいのですけれども、そこの部分だけ例えば取り上げて、何らかの形でこの次の広報なんかでやるのも考えてはどうかなと。それから、前々年の所得をもとに基本的に4月1日スタートしますから、前年度所得が反映されるのは8月以降というふうに聞いています。そこでまた大幅に、いわば個人負担が3割から1割に減る場合とかというのも出てきますので、その辺の実際に直接かかわる部分、すべての部分を網羅するのもいいのですけれども、ポイントになる部分を絞って、3月以降、4月以降、いろんな反応が出てくると思うのです。その辺をあわせて、これで終わりでなく、この次までいろいろなことを方策として考えていただきたいと思います。一応簡単な答弁お願いします。

〇蒔田委員長 福祉課主幹、藤岡典行さん。

〇藤岡福祉課主幹 ご指摘のとおりなのですが、制度がかなり複雑多岐にわたっている部分がございますし、保険料に関してもまだまだPR不足でありまして、4月から制度がスタートして、実際に納付書等が送られたり年金から特別徴収されたりということで初めて気づかれる方が多々おられると思います。既にその問い合わせ等が来ておりまして、電話等で対応させていただいておりますけれども、今後も今ご指摘のように広報紙、4月以降の広報紙も含めていろいろな機会にPRを重ねてまいりたいと思っております。
 それと、特に懸念される部分では、保険料がどうなのだという部分で、比較等をされるということが出てくると思うのですけれども、保険料の比較というのは一概に難しい部分がございます。ちょっと補足説明させていただきますけれども、例えば国民健康保険税との比較でいいますと、国保の場合は世帯主課税ということで世帯主に合算されて課税されておりますので、1人当たりの保険料という形での比較が難しい部分があります。後期高齢の保険料は、今度は一人一人の保険料になりますので、そこの部分での比較という形になります。ちなみに、国保に加入されている方々、1人世帯、2人世帯等々ございますけれども、ある程度の試算をしましたところですが、国保加入者に関していいますと若干後期高齢の保険料のほうが減額になるというような試算結果は出ております。ただし、社会保険等に加入されている方で給与等から社会保険料を引かれている方々、現役の方々ですね、この方々が例えば後期高齢に移行されたらどうなるかということですけれども、ここの比較は正直できていません。できていませんというのは、社会保険に加入されている方が社会保険の保険料がどれだけ引かれているかというのはこちらのほうでは資料がございませんので、比較しようがないのです。ただ、想定されることは、社会保険の場合は事業主負担が50%ありますので、個人負担プラス事業主負担ということで社会保険料が引かれていますから、今度後期高齢の保険料になりますとそれがなくなりますので、100%自己負担になりますから、恐らく後期高齢の保険料のほうが上回るというケースが多々あると思います。後期高齢の保険料は、条例では規定はされていませんけれども、限度額が50万なのです。ですから、ちょっと収入がある方ですと、社会保険等に加入されていて年収が数百万、700万とか800万とかあるような方でしたら、すぐに限度額に達してしまうと思われますので、その辺は4月の年金の受給額を見て、いきなりどんと引かれているのを見て驚かれるというケースもあるかもしれません。ちなみに、羽幌町の場合は、今試算されているデータでは後期高齢の保険料が限度額に達する方が10名ほどおりました。1,500名のうちのほんのわずかですけれども、という現状であります。
 以上です。

〇蒔田委員長 森淳君。

〇森委員  多分おわかりと思うのですけれども、社会保険の場合の一番の問題は、扶養家族に入っていて、今まで一切保険料を払っていなかった人も今後取られることになるのです。今は自分で社会保険に入っていた人の問題を説明していましたけれども、一番大きいのは一銭も取られていなかった人が今後取られるようになるということなのです。だから、そこあたりは、むしろ町の分野でなくて社会保険庁の分野なのですけれども、ほとんど社会保険庁でやっていませんから、まだ保険証を返してくれというような案内も来ていないのが現状です。もう一つは、そういう方の場合、今4月からすぐ取られると言いましたけれども、4月からすぐ取られないのです。とりあえず半年間は取られませんし、2年間でということがありますので、その辺いろんな誤解を呼ぶ形がありますので、先ほど言ったように4月以降も随時、わかりづらく質問が多かったQ&Aみたいことに関しては継続的にお願いしたいと思います。答弁は結構です。

〇蒔田委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 これで質疑を終わります。
 次に、羽幌町介護保険事業特別会計予算、1ページから58ページまで、歳入歳出一括して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 次に、羽幌町下水道事業特別会計予算、1ページから30ページまで……
(何事か呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 暫時休憩します。

休憩 午後 3時43分
再開 午後 3時45分

〇蒔田委員長 休憩前に引き続き会議を始めます。
 次に、羽幌町下水道事業特別会計予算、1ページから30ページまで、歳入歳出一括して質疑を行います。
 森淳君。

〇森委員  18ページ、負担金補助及び交付金のうち水洗便所改造等補助金700万にかけてですが、昨年の19年度予算では1,300万予算を見ていまして、実際に実行が623万ということでありました。今年は700万円ということでありますが、その中身として基本的には年度が過ぎて期限切れになって、今年は対象にならないという方もあると思います。それの部分で700万になっているのか、もしくは去年半分も消化していないので、今年は予算的には低く抑えたのか、その辺の確認をまずしてみたいと思いますので、よろしくお願いします。

〇蒔田委員長 建設水道課長、平山光彦さん。

〇平山建設水道課長 考え方はちょっと忘れましたけれども、去年かおととしのことだと思いますけれども、同じようなことがありまして、通常新規の接続が開始されて3年間で接続をしていただくということで、そのための補助金出しますよと、こういうことなもので、順次3年間の繰り返しがくるので、そうすると3年間経過して、未接続の人いますよね、一等最初にやった人から2番、3番、同じなのですけれども、いるのです。そういう人たちをどこで救済するかというのはうちのほうも考えているのですけれども、そういうものに対する均等な扱いをするとすれば、3年間の中で接続していくという原則をこのまま貫いていって、あと恐らく2年ぐらいで大体接続が可能な地域がほとんどでき上がるということで、その後さらに3年間ですから、その間を最終的な場所の3年間の補助事業の対象者として、その結果接続率は今の状況からしますとかなり低い形で推移していくのでないかということで、その終わった後に改めて、未接続の全対象者に新しい方法で補助制度を検討して対応したいと、このように考えております。

〇蒔田委員長 森淳君。

〇森委員  後ほど続けて質問しようと思っていた内容までも全部答えていただきました。もう一回だけ確認させてください。今年の700万というのは、対象になる人が100%やっても、切れていって700万なのか、ある程度一定のパーセンテージでこのぐらいだろうということで700万なのかということをもう一度確認したいです。その上で、今課長のほうでおっしゃったように、きのうの議論でも経常収支比率の私の一般質問の中身でもやはり繰出金が多いと、その中で下水道関連がかなり多いのだという財政当局からのお話もありまして、44%というのは当初の予定からするとはるかに進捗率がおくれている。工事自体は順調以上に進んでいるのですけれども、加入率が少ないということの中で、今おっしゃったような施策を次の段階でお願いしたいなということは同時に思っていましたので、答弁と質問が後先になったような感じですけれども、改めて前段のパーセンテージのほう、それとさらに、その先の話はわかりましたけれども、現時点でのPR、切れますよというようなことも含めて、最初のころはかなり関心が高かったものですけれども、継続の中ではどうしても忘れられている部分もありますので、今の部分の対策も考えられるのであればという2点を質問します。

〇蒔田委員長 建設水道課長、平山光彦さん。

〇平山建設水道課長 補助金の額が減ってきているという一つのあれだと思いますけれども、実際の工事が竣工しまして、そしてその対象戸数自体が減ってきているということで、予算もそれに伴って減ってきているということで減ってきております。それと、PRの問題なのですけれども、これも接続開始になった時点でまずはチラシを入れまして、その後広報等で年に一、二回入れている程度で終わっているのです。それで、うちのほうでもこの関連ということで、どういう方法があるのだということで部内的には検討しているのですけれども、今のままでは接続率も高齢化が進むことによって減っていくだろうということで、保健師あるいは社協その他のヘルパー等の事業所、社会福祉協議会等と相談して環境の改善等、高齢者の寝たきりその他の対応にしても、水洗便所をつけることによって行動範囲が広がるとか動きやすいと、そういうことも踏まえたPRもしていかなければならないのでないかと。それと、もう一つは、後期高齢者も含めてそうですけれども、非常に厳しい家計の中、収入状況になると思いますので、そんな中で何かもっと突っ込んだような補助を検討しなければならない部分もあるのかなというようなことではやっていますけれども、まだ明確なものは出ておりません。

〇蒔田委員長 森淳君。

〇森委員  私の思考の範囲というか、想像の範囲を超えて、むしろ逆に平山課長のほうから、高齢者の部分で改造補助、それはやってしまったら一時的なものですけれども、先ほどの話を引き継げば、年金で80万の人がまたそこから何万円とか、80万の人はまだいいのです。何でも80万のところでやられるのだけれども、一番困る人は80万をちょっと超えている人が困る。ちょっと余談を言えば、今回灯油なんかのことでも問い合わせあって、本人はもらえると思って問い合わせしたけれども、結局該当しないというのは年金のほかに少しだけほかの年金なりなんなりがあると、ところが今回も80万というところで切って、200万まで先ほどの後期高齢者のほうの負担金ががくんと上がるのです。これは、課長のほうからおっしゃっていただいたことをオウム返しにしているだけなのですけれども、今後の課題としては下水道は整備する一時的なお金もかかるのだけれども、今後とも維持するためというか、使用料が当然かかってきますので、次の課題としては例えば一定の年齢層に関して使用料を減免するような方策も検討するというようなことも考えてはどうかなと思いますけれども、課長に言われたことを町長にお願いするのはなんですが、町長に最後に一言、どういう考え方か、よろしくお願いします。

〇蒔田委員長 町長、舟橋泰博さん。

〇舟橋町長 課長の考え、部内のほうではまだそこまでの詳しい話はしておりませんでした。ただ、PRだとかという部分については、やはり当初の最初のころの盛り上がり方と大分違うのかなと、そんな話はしておりましたけれども、あとはそれに突っ込んだ対策として、政策としてどういうものかというのはこれから話し合っていかなければならないというふうに思っています。

〇蒔田委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 次に、羽幌町簡易水道事業特別会計予算、1ページから24ページまで、歳入歳出一括して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 これで質疑を終わります。

    ◎時間延長の議決
〇蒔田委員長 お諮りします。
 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめ延長したいと思います。予算関連議案質疑の前までいきたいと思っていますので、延長したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 異議なしと認めます。
 したがって、本日の会議時間は延長することに決定しました。

    ◎議案第2号、議案第5号~議案第7号、議案第13号、議案第22号~議案第29号(続行)
〇蒔田委員長 次に、羽幌町水道事業会計予算、1ページから38ページまで、歳入歳出一括して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 これで質疑を終わります。
 以上で全予算の調査を終わりました。
 それでは、これから新年度予算、一般会計及び各特別会計、水道事業会計について一括して総括質疑を行います。
(何事か呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 暫時休憩します。

休憩 午後 3時54分
再開 午後 3時56分

〇蒔田委員長 会議を戻します。
 一括して総括質疑を行います。
 森淳君。

〇森委員  予算そのもの自体が歳入歳出含めていろいろ工夫して限られた予算の中で組んだという予算ではないかなと思っております。その中で、今回の予算を組む際にまず歳入の部分で特徴的な部分としては、備荒資金組合超過納付金還付金を1億7,000万支消するという、予算説明資料の中でもありましたけれども、これについて基本的にはここの説明では地方公共団体財政の健全化に関する法律の施行を見越してということを書いているのですけれども、その関連がわからない。私自身としては、お金が少し、予算を組む場合に3億幾ら不足だったので、通常の基金から一部落として、残り足りなかった部分を、初めてなのかもしれませんけれども、備荒資金から落としたのかなというふうに思っているのですけれども、その辺この文章とのギャップがありますので、ちょっと質問したいと思います。

〇蒔田委員長 財務課長、石川宏さん。

〇石川財務課長  今の森委員の備荒資金の1億7,000万の取り崩しと市町村財政の健全化法に関する関連だと思うのですが、将来負担比率を算定する中で貯金の部分も分子から差し引いてくれるということになっております。ただ、その差し引く中には備荒資金組合の納付金というものは入っておりませんので、そちらのほうから差し引くことによって、どっちから引くかということになれば、そちらのほうも貯金と思えば比率的にはいいということで、そういうふうにさせていただいたところであります。

〇蒔田委員長 森淳君。

〇森委員  もう一つなのですけれども、補助金制度をなくして交付金制度に変わろうということで、我々の、もっともどの地域でもそうですけれども、最大の収入というのは地方交付金ということになっております。その上で、少しわかりづらいのが俗に言う特交という部分でありまして、その中で歳出のほうでは2款の離島住民航路欠損補助金ということで297万を出しております。これを出す際の議会との議論の中で、当面特交の中で道が面倒見るのだというようなことで議会側も了承して、これがスタートしたという記憶があります。現時点でこの金額が丸々特交として措置されているのかということと、あのときちょっと不明だったのは、いつまでこれが簡単に言えば道が特交として見てくれるのかという部分が不明な部分がありました。これ何年か過ぎましたので、現状として先の見込みというものもあわせてお聞きしたいと思います。

〇蒔田委員長 財務課長、石川宏さん。

〇石川財務課長  離島航路関係のうちが出す補助に対する交付税措置の件だと思います。これは、特別交付税、交付税法の中のルール上のものになっておりまして、今現在もうちで出した分の8割は計算上入ってきております。したがいまして、これ道とかというよりも、ルール分でありますので、この改正がない限り離島関係の航路に対する分の補助の8割というのは今後も今のところは継続するものだというふうに思っております。これルール分で12月にきちっと入ってきている姿になっております。

〇蒔田委員長 森淳君。

〇森委員  ということであれば、当初道のほうで責任持ってというのはルール分を施行させるということだったのか、当初満額、いわゆるポケットマネー的な使い方、これは表現が悪いですけれども、道の抱えている特交分としてのあれも含めてやるよというような説明だったような気がするのですけれども、そうではなくて最初からいわゆるルール分で、2割は私どもの一般財源から丸々出るという、最初からそういう仕組みだったというふうに理解してよろしいでしょうか、副町長が一番詳しいと思いますが。

〇蒔田委員長 財務課長、石川宏さん。

〇石川財務課長  今の質問なのですが、当初国と道だけで町の持ち出しはなかった部分もあったのですが、そのうちだんだん比率が道のほうも苦しいものですから上がってきているのですが、そのときの話からも、2割分については町で持っていただきたいという話で進んでいたものというふうに思っております。

〇蒔田委員長 橋本修司君。

〇橋本委員 私から、総括質疑になるかどうかわかりませんけれども、3点ほど質問したいと思います。
 まず、1点目は、給食サービスについての件であります。これは、今特老の建て替えもあり、それからこれから保育所の建て替えも計画しているようでありますけれども、それらのことも考えて、以前から議員の仲間では機会あるごとに話は出ているのですけれども、給食サービスを一体的な形でやれないのかというお話が出ています。今の時代ですから、それぞれ規制の緩和もされている中で、こういう方式が果たして可能かどうかわかりませんけれども、特老の給食、配食サービスですか、それと保育所の給食のサービス、それと学校給食と、それを一括でどこかでやることによって効率的なことができるのではないかなというふうに思っています。今特老の改築の計画も進んでいるわけですから、何か特区的な扱いもできるのかなというふうに思っておりますので、その辺の各課横断的な取り組みをしていただきたいと思っております。
 それから、2点目ですけれども、以前留萌支庁に、あるとき下の休憩室のところで各町村の特産品のコーナーがあって、何げなくその陳列棚を見ていまして感じたのですけれども、羽幌の陳列棚にもそれなりの数が特産品として飾ってありました。しかし、何かインパクトがないなと、そんなふうに思っておりました。今回町長の方針やら今回の予算等も拝見いたしまして、農業にかかわらず商工業も含めてですけれども、何か新しい特産品といいますか、そういうものの開発とか掘り起こしについて、お金をかけずに民の力を掘り起こすという意味で何か仕掛けをできないものかなと、そんな思いがしています。町の役割としては、PRをするとか、そういうことが一番の協力の体制になるかと思いますけれども、何かそういう掘り起こしをすることができないかと、具体的にちょっと今私思いつきませんけれども、それぞれ家庭、仲間で何かつくって、ふだんは何げなく食べているものですけれども、それを起業的な形でやるとか。以前町長ともちょっと、ある会合で飲みながらお話ししたのですけれども、しょうちゅうが今ブームですから、オロロン米を使った米のしょうちゅう、それらも農協に働きかけるとかいうことをするとか、そういう仕掛けです。そういうことをやることもいいなと、私はそう思っております。
 それから、3点目ですけれども、今回予算の説明書の中に、今回の予算編成においての基本的な方針として、1つ目は経常的経費を枠配分方式を採用したということで、枠配分の方式はここ何年間やっておられるというふうに思っておりましたけれども、枠配分という仕組みが僕もよくわからないのですけれども、経常経費の枠配分ですから、見ますと経常経費で約43億、55億のうちの43億を経常費としての位置づけをされているようであります。それを枠配分としてやっているのかと思いますけれども、この方式が今全国的にやられている方式だというふうに聞いておりますが、羽幌としまして今後この枠配分方式が、いろんな方法があるように聞いておりますので、まだまだ工夫する余地があるのかどうか、その辺ちょっとお考えを伺いたいと。
 以上、この3点について、総括と言えないかもしれませんけれども、私からの質問とさせていただきます。
 以上です。

〇蒔田委員長 町長、舟橋泰博さん。

〇舟橋町長 お答えいたします。
 総括ということで、全体的な流れの中でのお話かなというふうに予想していたのですけれども、個々の細部にわたるご質問のようで、私のほうからご答弁申し上げたいと思います。
 給食センターの配食サービスですけれども、今の流れからいって、この町の規模、また必要とするそういう施設、一体化された中で効率的に取り組んでいくというのが基本ではないのかなというふうに思います。この話今出たわけではなくして、いろんな部分で検討していた部分があったと思いますけれども、それぞれの規制の中で本当にできるもの、規制を壊してでもできるものというものも積極的に取り組んでいくことが町自体の生きていく一つの考え方にもなるのかなというふうに思っております。
 また、特産品の話ですけれども、いつも考えます。羽幌の食べ物何ですかとか、羽幌の特徴は何ですかと、いろんな意味で羽幌で自慢できるものというのはたくさんあるのですけれども、個々にはあるのですけれども、それがなかなか羽幌町民の方々みんながこぞって羽幌のものはこれだよという自慢できるまで育たないというか、生まれてはいるのでしょうけれども、その後うまく育っていかないなというようなことが過去には多々あったような気もいたします。議長のほうからも言われていましたけれども、羽幌産、オロロン米のしょうちゅうだとか、いろんな話が出ておりました。今羽幌の町は非常に厳しい状況、財政的には厳しい運営をしておりますし、いろんな意味で明るい話題もなかなか見つけられませんけれども、先ほどお話の中に出てきたブルーベリー、ビルベリー等も含めながら、地域全体で本当に熱くなって取り組める、そしてそれを自慢を持って町外に発信、そしてPRできるというような取り組みも必要であるというふうに思いますし、行政の役割としては皆さんと一緒に抱える課題の中で行政としてしていかなければならないことは積極的に取り組んでいかなければならないというふうに思います。
 また、3つ目、経常費のあり方ということでご質問ありましたけれども、単純に申し上げますと経常的にかかるものはこれだよと、何%、この枠の中で考えてくださいということで何年間かやってきております。ただ、経常経費として細部にわたってそれが本当に経常的に動かせないものなのかという本当に突っ込んだ見方、考え方、そして論議も必要ではないのかなと。そんな中で、一つ一つ、基本的には町の規模、財政規模から変化はしていくものだというふうに思います、人口だとかいろんな要素を考えながら。そういうふうに思いますけれども、やはり行財政改革に取り組んでいる中で私は少しでも多くの臨時的予算を組みたい、政策的な予算を組みたいと。であるからして、逆に経常的にかかるものは、できるだけかけなくていいものはかけないように本当に精査していきたいというような考え方でもおります。そんなことを含めながら、生きた予算、生きた財政執行というものにこれからも取り組んでいきたいというふうに思います。非常に大変な時代を迎えておりますけれども、住民の方々に一つ一つの政策、一つ一つの取り組みが理解されること、それが第一だというふうに思っておりますし、これからも議会の皆様方といろいろ討論を交わしながら取り組んでいきたいというふうに思います。
 以上、答弁にさせていただきます。

〇蒔田委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 これで質疑を終わります。
 これより採決に入ります。
 既に関係議案の提案説明及び各会計予算の内容調査が終了しておりますので、それぞれの議案審査をいたします。なお、予算については、一般会計及び各特別会計並びに水道事業会計ともそれぞれ一括して質疑を受け、討論、採決の順に従い、審議を進めることにいたしたいと思いますが、これにご異議はありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 異議なしと認め、ただいま説明した順序に従い、審議を進めることに決定しました。

    ◎延会の宣告
〇蒔田委員長 お諮りします。
 本日の会議はこの程度にとどめ、延会にしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇蒔田委員長 異議なしと認めます。
 したがって、本日はこれにて延会することに決定しました。
 明日は、午前10時から本委員会を開会いたします。
 ご苦労さまでした。
(延会 午後 4時12分)

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