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議会議事録(平成24年予算特別委員会 3月9日)

議会議事録(平成24年予算特別委員会 3月9日)

平成24年度各会計予算特別委員会会議録                    

〇議事日程(第2号)
平成24年3月9日(金曜日) 午前10時00分開議

第1 議案第3号 天売島ネコ飼養条例                    
第2 議案第10号 乳幼児等医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例 
第3 議案第11号 羽幌町介護保険条例の一部を改正する条例          
第4 議案第14号 羽幌町水洗便所改造等補助金条例の一部を改正する条例
第5 議案第15号 羽幌町水洗便所改造等資金貸付条例の一部を改正する条例   
第6 議案第27号 平成24年度羽幌町一般会計予算 
第7 議案第28号 平成24年度羽幌町国民健康保険事業特別会計予算      
第8 議案第29号 平成24年度羽幌町後期高齢者医療特別会計予算       
第9 議案第30号 平成24年度羽幌町介護保険事業特別会計予算        
第10 議案第31号 平成24年度羽幌町下水道事業特別会計予算         
第11 議案第32号 平成24年度羽幌町簡易水道事業特別会計予算        
第12 議案第33号 平成24年度羽幌町港湾上屋事業特別会計予算        
第13 議案第34号 平成24年度羽幌町水道事業会計予算            

〇出席委員(11名)
 1番 森    淳 君
  2番 金木 直文 君
 3番 小寺 光一 君 
  4番 寺沢 孝毅 君
  5番 船本 秀雄 君
  6番 磯野  直 君
 7番 平山 美知子 君    
  8番 橋本 修司 君
 9番 駒井 久晃 君
 10番 熊谷 俊幸 君
 11番 室田 憲作 君                  

〇欠席委員(0名)

〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人
 町  長 舟橋 泰博 君               
 副町長 本間 幸広 君               
 監査委員 長谷川 一志 君               
 教育長 石川  宏 君               
 会計管理者 大波 芳弘 君               
 総務課長 井上  顕 君               
 総務課電算共同化準備室長 馬渕 信行 君
 総務課総務係長 酒井 峰高 君
 総務課職員係長 飯作 昌巳 君
 総務課情報管理係長 敦賀 哲也 君
 総務課政策推進係長 伊藤 雅紀 君
 総務課広報広聴係長 湊   正子 君    
 総務課電算共同化準備室係長 金子 伸二 君
 財務課長 品野 万亀弥 君
 財務課財政係長 室谷 眞二 君
 財務課経理係長 清水 聡志 君
 財務課税務係長 豊島 明彦 君
 町民課長 藤岡 典行 君
 町民課長補佐 今野 睦子 君
 町民課住宅係長 木村 謙彦 君
 町民課町民生活係長 高橋  伸 君
 町民課環境衛生係長 杉野  浩 君  
 福祉課長 鈴木 典生 君
 福祉課長補佐 江良  貢 君  
 福祉課主幹 更科 滋子 君
 福祉課社会福祉係長 棟方 富輝 君
 福祉課国保医療年金係長 今村 裕之 君
 福祉課地域包括支援センター係長 奥山 洋美 君
 建設水道課長 山口 芳徳 君
 建設水道課長補佐 三浦 良一 君
 建設水道課主幹 吉田 吉信 君
 建設水道課管理係長 宮崎 寧大 君
 建設水道課土木係長 笹浪  満 君 
 建設水道課建築係長 石川 隆一 君
 建設水道課港湾係長 熊谷 裕治 君
 建設水道課水道係長 竹内 雅彦 君
 建設水道課土木係主査 小笠原  聡 君
 産業課長 三浦 義之 君
 産業課主幹 上田 章裕 君
 産業課農政係長 鈴木  繁 君   
 産業課林務畜産係長 三上 敏文 君
 産業課水産係長 谷中  隆 君
 産業課観光振興係長 木村 和美 君
 産業課商工労働係長 大平 良治 君
 天売支所長 春日井 征輝 君
 焼尻支所長 杉澤 敏隆 君
 学校管理課長 熊木 良美 君
 学校管理課長補佐兼学校給食センター所長 永原 裕己 君
 学校管理課総務係長 渡辺 博樹 君                    
 社会教育課長兼公民館長 浅野 勝彦 君 
 社会教育課社会教育係長 葛西 健二 君
 学校給食センター係長 近藤 幸臣 君
 農業委員会事務局長 安宅 正夫 君
 農業委員会農地係長 有田 智彦 君
 選挙管理委員会事務局長 井上  顕 君
 選挙管理委員会総務係長 敦賀 哲也 君             

〇職務のため出席した事務局職員
 議会事務局長 水上 常男 君               
 総務係長 金丸 貴典 君               
 書記 加藤 典俊 君               

    ◎開議の宣告
〇森委員長 ただいまから会議を開きます。
 これから昨日に引き続き各会計予算の内容調査から再開いたします。

(開議 午前10時00分)

    ◎議案第3号、議案第10号~議案第11号、議案第14号~議案第15号、議案第27号~議案第34号                       
〇森委員長 羽幌町国民健康保険事業特別会計予算、1ページから44ページまで、歳入歳出一括して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 次に、羽幌町後期高齢者医療特別会計予算、1ページから16ページまで、歳入歳出一括して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 次に、羽幌町介護保険事業特別会計予算、1ページから43ページまで、歳入歳出一括して質疑を行います。
 2番、金木直文君。

〇金木委員 介護保険については、この後の条例改正にもかかわっておりますけれども、まずここでお聞きをしたいと思いますが、次期介護保険料の改正についてであります。当町では前回、前年度と比べてそれほど大きな違いはない、基準料で200円ほどのアップになるということでありますけれども、他の自治体を見てみますと自治体独自に段階設定、料金について段階設定をさらに細かくしている自治体もあるというふうにお聞きをしております。とりあえず羽幌町では前回どおりということでありますけれども、検討、審議の途中でその料金についての段階設定を図って、多くの比較的大きい数字の段階者のところをさらに細分化をして平準化を図る、公平性を保つとかというような、そのような検討はされていたのかどうかお聞きしたいと思います。

〇森委員長 福祉課長補佐、江良貢君。

〇江良福祉課長補佐 お答えします。
 介護保険料の改定に関しましては、羽幌町につきましては前期間と同じように6段階プラス基準の第4段階に対しましては特例4段階ということで一部軽減を設けまして、トータルで7段階という段階を採用させていただいております。情報によりますと、苫前町は10段階というようなことが新聞等で報じられておりましたけれども、羽幌町につきましては7段階で対応しているということでございます。

〇森委員長 2番、金木直文君。

〇金木委員 ということは、特に広げてまで、広げるというのか、段階数をふやしてまでの対応について具体的な検討はしなかったと、前回どおりの検討だったということでしょうか。

〇森委員長 福祉課長補佐、江良貢君。

〇江良福祉課長補佐 この基準段階につきましては、当然国のほうで定めている基準もありますし、前回の期間、第4期の事業計画の期間では介護報酬等の関係もありまして、その部分が補助金として入り込んできて、段階的にその部分引き下げたということもありますけれども、今回はそういうふうに介護従事者の報酬引き上げの部分が介護報酬の中に含まれているということもありまして、今回の改定につきましては通常の6段階プラス特例の1段階を設けた7段階のまま対応させていただくということにいたしました。

〇森委員長 ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 次に、羽幌町下水道事業特別会計予算、1ページから26ページまで、歳入歳出一括して質疑を行います。
 2番、金木直文君。

〇金木委員 下水道の15ページになります。水洗便所改造等補助金で815万円の計上になっております。将来のミックス事業を見込んで水洗化もどんどん進めていきたいということで一定額の金額が計上されております。昨年は、たしか補助金の執行金額が非常に少なくて、かなり大部分が減額補正をされたと思ったのですが、この金額によってどのぐらいの世帯数を見込んでいる数字なのかお聞きしたいと思います。

〇森委員長 建設水道課土木係主査、小笠原聡君。

〇小笠原建設水道課土木係主査 お答えします。
 約40件を計上させていただきました。

〇森委員長 2番、金木直文君。

〇金木委員 ミックス事業については、所管する常任委員会でもこの間何度か会議が持たれていたわけですけれども、将来5年後あるいは6年後のミックス事業に向けては年間人口数で250、世帯数でいえば100世帯ぐらいの計画で今後5年間進めていかなければそのミックス事業の条件をクリアできないというような報告がされていたと思いますけれども、この部分だけではないにしてもその辺の見通し、計画と今回24年度での予算化としてはかなり開きがあるように思いますが、その点どうお考えだったでしょうか。

〇森委員長 建設水道課長、山口芳徳君。

〇山口建設水道課長 お答えいたします。
 ミックス事業として最終的に27年までにやらなければならないという目標といたしましては、水洗化率でいえば72%程度まで上昇させなければならないということなので、委員おっしゃるとおり年間にして200人規模ですか、世帯にしてそのぐらいなのですけれども、そういった部分でやらなければならない。今補助金40戸ということでありますので、その辺ではちょっとかなり差があります。ただ、今回計上させていただきました予算につきましては40戸ということで、これは国の補助金のベースで全体の中でそこに割り振れる部分で一応割り振りしてつけた戸数でありまして、実際今年度どのぐらいあるかという目標につきましては別に考えてございます。その国の予算の中の全体の中で管渠布設等で調整の部分を含めておりまして、補助金が少なくなった場合はその管渠の部分から補助のほうに回すということの部分が一応調整区として内部的に決めております。その部分を入れますと、この倍以上の戸数は可能であるというふうに考えております。

〇森委員長 2番、金木直文君。

〇金木委員 理解をいたしました。
 それで、ミックス事業に向けて今し尿くみ取り料も25年度から値上げをしていきたいという意向が既に発表されておりますけれども、我が町羽幌町だけの決定でいいわけではないわけで、3町村一緒での検討に入るのだろうと思いますけれども、現時点でこの件について3町村ではし尿くみ取り料金についての推移といいますか、どの程度の検討になっているのかお聞きしたいと思います。

〇森委員長 町民課長、藤岡典行君。

〇藤岡町民課長 お答えをします。
 現在このくみ取りの関係につきましては、3町村の会議の中で提案をさせていただいておりますけれども、まだ具体的な協議は進めておりません。今後の協議の中で、より具体的に進めていきたいというふうに考えております。

〇森委員長 2番、金木直文君。

〇金木委員 わかりました。今後ということでありますけれども、計画どおり例えば今後4年、5年とどんどん水洗化接続が進んでいきますと、当然くみ取り業者のほうにとっては仕事量が減ってくると。となれば収入も当然減ってくるだろうと思いますけれども、町内のくみ取り業者に対する対応というのはどうなのか、何かお考えになるのか、その辺のお考えもしあればお聞きしたいと思います。

〇森委員長 町民課長、藤岡典行君。

〇藤岡町民課長 お答えをします。
 当然件数、世帯数がだんだん水洗化率の向上とともにくみ取り件数が減ってまいりますので、くみ取りの収集業者さんの経営的な基盤の安定というものを確保しなければ今後継続が難しくなってくるだろうということで考慮いたしております。まず、第1段階としては、し尿くみ取り料金の引き上げ分をまず収集料金の分の引き上げ分ということで1円単価アップという形で、最初に引き上げをするところを収集分に充てたいと。それは、収集業者へのそれだけ収入増という形になってはね返りますので、そこでまず基盤安定を図りたいと。それから、処理分のほうについては第2段階以降ということで、27年度以降に再引き上げを図りたいというふうに考えております。

〇森委員長 2番、金木直文君。

〇金木委員 そういうことで対応、対策は立てるということであります。これは、町の方針といいますか、町の行政によっての影響になるわけですから当然そういった、第1次、第2次ということもありますけれども、そういった方向での対応をしっかりお願いしたいと思います。答弁はよろしいです。

〇森委員長 ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 次に、羽幌町簡易水道事業特別会計予算、1ページから20ページまで、歳入歳出一括して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 次に、羽幌町港湾上屋事業特別会計予算、1ページから11ページまで、歳入歳出一括して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 次に、羽幌町水道事業会計予算、1ページから37ページまで、歳入歳出一括して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 以上で全予算の調査を終わりました。
 それでは、これから新年度予算、一般会計及び各特別会計、水道事業会計について一括して質疑を行います。
 2番、金木直文君。

〇金木委員 ちょうど昨夜から今日の報道でもありましたけれども、北電の社員寮における町職員が入居しているということが大きく報道されております。全国紙、毎日新聞でも私けさ見てまいりましたけれども、その中で羽幌町の職員も入居しているということで報道されておりました。その契約の状況ですが、町を通して契約されているのか、個人契約であるのか、その辺の状況を教えていただきたいと思います。

〇森委員長 総務課長、井上顕君。

〇井上総務課長 お答えいたします。
 本町におきましては、焼尻に豊崎発電所がございまして、そこに北電の所有となります1棟2戸建ての建物がございます。それを羽幌町が北電と契約結びまして、契約結んだ物件につきましては町が職員住宅ということで発電所勤務の職員2名に現在貸し付けております。
 以上でございます。

〇森委員長 2番、金木直文君。

〇金木委員 その契約、入居はいつごろから契約になっているのか。報道を受けての町の見解といいますか、その辺お考えがあればお聞きしたいと思います。

〇森委員長 暫時休憩します。

休憩 午前10時14分
再開 午前10時14分

〇森委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 総務課長、井上顕君。

〇井上総務課長 お答えいたします。
 契約につきましては、平成12年4月からとなっております。
 それと、ただいま町の見解という、考え方なのですけれども、羽幌町については当然焼尻につきまして住宅困窮度等を考えまして、北電とまず契約結んで、それを職員に貸し付けるということについては何ら問題はないというふうに認識しております。

〇森委員長 11番、室田憲作君。

〇室田委員 総括質問をさせていただきます。
 その前段に今定例会の運営に当たりまして、私なりに感想を一言申し上げさせていただきます。本会議中に休会をとり、議員全員協議会を開催する事態が発生しましたことは、私にとりましてもまことに不本意とするところであります。町長が保育園の改築にかかわる取り組みが拙速であったと反省を述べられましたが、まさにそうした時間のない中での論議不消化が招いたことであったと考えるところであります。議会は、行政のチェック機能を有する機関とはいえ、無益な対立を好むものではありません。行政が提案する案件をじっくりと聞き、討論を起こし、納得した上で決定する時間を保障する必要があったと考えます。このたびの事態を一つの教訓として受けとめ、行政サイドでは常任委員会等での調査時間を十分に見越した上で事案の提案をされるよう強く要望するものであります。もちろん急施の案件もあることは十分認識した上のことであります。経済的にも不透明で、町の活気がうせかかっている昨今、町民のいら立ちも手にとるように感じるところであります。それだけに行政も議会もそれら町民の負託に十分にこたえるためにも健全な論議をしっかりと重ねた上で物事を決定していきたいものと考えます。今後も十分にそれらのことを心しながら、議会運営を図りたいものと思います。
 それでは、総括質問を行います。24年度の一般予算につきましては、地方交付税や町税などの減収が見込まれている中で、前年度比2.3%の57億円余の積極予算を計上され、基幹産業である農業、漁業の振興、港湾の整備にかかわるフェリーターミナルの移設、漁業協同組合の事務所、荷さばき施設の建設への支援など、大型事業の組み込み、また小学生以下の幼児童に対する医療の無料化を初め福祉の充実や住環境の整備などなど、厳しい財政状況の中での予算編成のご苦労に対し敬意を表するところであります。
 しかし、将来の羽幌のまちづくりという観点から見たとき、いま少しの物足りなさを感じるところであります。町長の公約とも言える元気なまちづくりについての具体的な方策や予算面の取り組みが見えてきません。町長は、にぎわいのあるまちづくりのため、3条通りをメーンとして旧法務局、営林署跡地の活用について町民との話し合いの中から有効的な活用のあり方を探っていきたいとしばしば発言をされてこられましたが、依然としてその方向が示されておらず、時間が経過しております。そうした中で、昨年3条通りに街路樹を移植され、次なる施策を期待していたところでありますが、その先の構想がこのたびも示されておりません。商工会から3条通り接近商店街の整備構想が提案されていると聞きます。元気のある町、にぎわいのあるまちづくりは、まずは低迷する企業、商業者への支援であろうと考えます。町内の活気を取り戻すためにプレミアム商品券への支援、住宅リフォーム事業への支援拡大、継続などが緊急の課題であるとも考えます。そのためには、思い切った行政のてこ入れと財政の出動が必要と思われます。関係する機関や町民の声に真摯に耳を傾け、行政としてのまちづくりのイメージを早急に打ち出されることを議会といたしましても強く期待をするところであります。
 2点目として、雇用の問題であります。このたびの予算の中で新規漁業者への支援、そして昨年度から引き続いての就農者への支援など、基幹産業の振興発展に努める積極的な施策は大いに歓迎しますが、商工業の振興や後継者育成に対する支援が薄いように思われます。商工業者への支援は、多様な業種があり、支援のあり方が難しい面もあろうかと思われますが、話し合うことによって良策が生まれるものと考えます。各委員からも提言がありましたように地元産品を生かした商品の開発、ビルベリーの栽培促進、第6次産業の開発など行政と民間が一体となり、その上に学の知識も重ねての産業興しは雇用にも波及していくものであると確信します。また、そうしたまちおこしの事例は数多く聞くところであります。一たん羽幌から離れた若者たちも、できたら羽幌に帰って働きたいとの声も聞かれます。町の人口の流出を防ぐためにも、また少子高齢化社会を迎えている今日、将来の町の人口構成を考えるとき若者や後継者の育成は極めて重要なことであり、官民学が一体となって雇用の場の獲得のために積極的に取り組むことが肝要であると考えます。
 以上、2点について町長の所信をお伺いします。

〇森委員長 町長、舟橋泰博君。

〇舟橋町長 総括ということで室田委員のほうから町なかの活性化等々商工業の活性化と、また雇用問題ということでお話がありました。
 言われていますこと、やはり何年かにわたりながら、さまざまな論議を続けてきているところではございます。非常に町なかの活性化、また中心市街地、特に南3条通りに位置する営林署跡地、また法務局の今の状況ということは、我々の街区形成ということから考えましても非常に重要な課題だというふうに取り組んでおります。住民の方々からも昨今さまざまなご意見も出てきております。非常に羽幌町のあの地域、地区として住民が非常に運びやすい状況というか、商店街の形成ということもございますし、そういった意味では商店街の活性化というものがやはり消費拡大につながり、また購買力の向上ということにもつながっていくことだというふうに思います。また、一方では高齢化への対応ということもありますし、現在いろんな観点から整理をしなければならない、そんな状況にあります。また、一方で昨今社会教育施設、また老朽化したものなどの集約化等も論議になってきていることも現実であります。町なか形態ということと、またその商工業の活性化、さまざまなものがリンクするというふうにも考えておりますし、そんなことも含めながら、今後具体的な形というものを町のほうから積極的に提示しながら、そして論議を進めて、何かしらの住民が望む、そして将来に期待できるそんな形を検討していきたいというふうに思います。今回の議会論議の中でもいわゆる施策の進行の仕方、また取り組み方ということで一般質問ございましたし、そういうことも我々肝に銘じながら、今新年度入る前ですけれども、新年度に向けて内部的な協議を進め、その形というものを取り組む形も含めて、そして取り組む内容というようなことも情報の公開ということに努めながら、住民を巻き込んだ論議にしていきたいというふうに思っております。
 ともあれ非常に不安定で厳しい財政ということも背面にはあるわけですけれども、やはり健全な財政運営というものに努めながら、そして時には思い切った自己財源、そんなところも投入しながら取り組みを進めていきたいというふうに思います。
 また、雇用問題につきましてですけれども、確かにご指摘のとおり生産人口の層が薄くなりますとやはり将来的にも非常に雇用の形態というか、アンバランスになるということもございます。アンバランスになるということは、言わずとやはり町内のさまざまな動きができなくなるということもあるわけであります。将来に向けても非常に大切なことであるというふうに思います。今商工会のほうで、商工会というよりも中心になって地域活性化戦略会議、また地域商店街活性化法の適用の認定に向けてさまざまな取り組みが始まっております。話し合いをよくしてと、関係者とよく話し合ってというご指摘もございました。そんなことも含めながら、先ほど町なかのその状況についてもお話ししましたけれども、そういったことも含めて産業の活性化ということがやはり雇用の増につながっていく、そしてまた若者たちが住める、そんな羽幌の町にもなるというふうに思いますので、今後積極的に町の取り組み、また住民に対しての提案、そして議会との論議というものも活発に進めながら、具体的に見える形という中で論議をどんどん進めていきたいというふうに思っております。
 過去にも他議員から企業への支援とか雇用問題とかというさまざまな観点からのご提案を受けております。その一つ一つがやはりスタンスとして産業の活性化というところにどうしてもいって、その産業の活性化によって雇用の範囲が広がるという、そんな観点からずっと取り組んできたという嫌いもございます。そうではなくして、やはり新たなという、取り組みというようなところからも知恵を出しながら取り組みを進めていくというのも一つの考え方というふうに思いますし、そんなことも含めながら取り組みを進めていきたいというふうに思います。

〇森委員長 ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 これより採決に入ります。
 既に関連議案の提案説明及び各会計予算の内容調査が終了しておりますので、それぞれの議案審議をいたします。なお、予算については、一般会計及び各特別会計並びに水道事業会計とも歳入歳出それぞれ一括して質疑を受け、討論、採決の順に従い、審議を進めることにしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 異議なしと認め、ただいま説明した順序に従って、審議を進めることに決定しました。
 それでは、関連議案の審議に入ります。
 議案第3号 天売島ネコ飼養条例について質疑を受けます。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで討論を終わります。
 これから議案第3号について採決します。
 本案については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 異議なしと認めます。
 したがって、議案第3号については原案のとおり可決することに決定しました。
 議案第10号 乳幼児等医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例について質疑を受けます。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで討論を終わります。
 これから議案第10号について採決します。
 本案について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 異議なしと認めます。
 したがって、議案第10号については原案のとおり可決することに決定しました。
 議案第11号 羽幌町介護保険条例の一部を改正する条例について質疑を受けます。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで討論を終わります。
 これから議案第11号について採決します。
 本案について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 異議なしと認めます。
 したがって、議案第11号については原案のとおり可決することに決定しました。
 議案第14号 羽幌町水洗便所改造等補助金条例の一部を改正する条例について質疑を受けます。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで討論を終わります。
 これから議案第14号について採決します。
 本案については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 異議なしと認めます。
 したがって、議案第14号については原案のとおり可決することに決定しました。
 議案第15号 羽幌町水洗便所改造等資金貸付条例の一部を改正する条例について質疑を受けます。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで討論を終わります。
 これから議案第15号について採決します。
 本案について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 異議なしと認めます。
 したがって、議案第15号については原案のとおり可決することに決定しました。
 次に、予算審議に入ります。
 議案第27号 平成24年度羽幌町一般会計予算について、歳入歳出一括して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで討論を終わります。
 これから議案第27号について採決します。
 本案について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 異議なしと認めます。
 したがって、議案第27号については原案のとおり可決することに決定しました。
 議案第28号 平成24年度羽幌町国民健康保険事業特別会計予算について、歳入歳出一括して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで討論を終わります。
 これから議案第28号について採決します。
 本案について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 異議なしと認めます。
 したがって、議案第28号については原案のとおり可決することに決定しました。
 議案第29号 平成24年度羽幌町後期高齢者医療特別会計予算について、歳入歳出一括して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで討論を終わります。
 これから議案第29号について採決します。
 本案について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 異議なしと認めます。
 したがって、議案第29号については原案のとおり可決することに決定しました。
 議案第30号 平成24年度羽幌町介護保険事業特別会計予算について、歳入歳出一括して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで討論を終わります。
 これから議案第30号について採決します。
 本案について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 異議なしと認めます。
 したがって、議案第30号については原案のとおり可決することに決定しました。
 議案第31号 平成24年度羽幌町下水道事業特別会計予算について、歳入歳出一括して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで討論を終わります。
 これから議案第31号について採決します。
 本案について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 異議なしと認めます。
 したがって、議案第31号については原案のとおり可決することに決定しました。
 議案第32号 平成24年度羽幌町簡易水道事業特別会計予算について、歳入歳出一括して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで討論を終わります。
 これから議案第32号について採決します。
 本案について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 異議なしと認めます。
 したがって、議案第32号については原案のとおり可決することに決定しました。
 議案第33号 平成24年度羽幌町港湾上屋事業特別会計予算について、歳入歳出一括して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで討論を終わります。
 これから議案第33号について採決します。
 本案について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 異議なしと認めます。
 したがって、議案第33号については原案のとおり可決することに決定しました。
 議案第34号 平成24年度羽幌町水道事業会計予算について、歳入歳出一括して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで討論を終わります。
 これから議案第34号について採決します。
 本案について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 異議なしと認めます。
 したがって、議案第34号については原案のとおり可決することに決定しました。
 以上で本特別委員会に付託された案件の調査及び審査は全部終了しました。その旨本会議に報告することにいたします。

    ◎町長あいさつ
〇森委員長 町長からあいさつの申し出がありますので、これを許します。
 町長、舟橋泰博君。

〇舟橋町長 予算審議を終えまして、一言ごあいさつ申し上げたいと思います。
 平成24年度予算審議、本当に2日間にわたりましてありがとうございました。森委員長を初め委員の皆様方におかれましては、慎重審議をいただきましたことを感謝申し上げたいと存じます。また、本予算委員会は、内容調査はもとより委員の皆様には景気の先行きの不透明感まことに強い中でそれぞれのお立場から将来の姿を描き、政策提言も多数いただきました。貴重なご意見として、今後行政の中でいま一度生かしていきたいと思います。
 新年度は、新総合振興計画ほっとプランのスタートであります。またそして、新たな取り組みではございますけれども、離島振興計画の策定をいたします。少子高齢ということと、また人口減少が進んでいく姿が顕著にあらわれております。そんな中で、総合振興計画の中、喫緊の政策と課題ということで医療、雇用、産業というところを重点政策として挙げております。まことに地域に生きるという中では重要なことほかにもたくさんあるわけですけれども、やはり安心で安全な、そして今日の総括にもありました産業、そして雇用ということでは喫緊の課題というふうに強く取り組んでいきたいというふうに思います。現在国のほうでは24年度予算、そして関連法案、年度内には成立はしないと、そういった意味で先行きも不安定な要素が非常に強くあります。なかなか先を読めないという状況ではございますけれども、やはり我々も将来展望しっかり描きながら、住民に信頼される行政、そして住民の方々がともにこの自分たちの町というものに取り組んでいける、そしていこうというそんな意識が持てるような取り組みを進めていきたいというふうに思います。
 先ほど議長のほうから今回の議会運営につきましてお話がございました。私の言動によりまして議会進行上非常に混乱をもたらしたということでは私の立場からもあえてまた再度おわびを申し上げたいというふうに思います。
 今後とも住民の皆様、そして議員の皆様におかれましては、非常に厳しい時代が続いております。しかしながら、ともに住みよい羽幌のまちづくりということでご支援、ご協力をいただきながら、一生懸命汗を流していきたいというふうに思います。
 24年度編成予算の審議に当たりまして本当に心から感謝申し上げまして、一言あいさつにさせていただきます。どうもありがとうございました。

    ◎閉会の宣告
〇森委員長 以上をもちまして羽幌町各会計予算特別委員会を閉会いたします。
(閉会 午前10時40分)

        ◎委員長あいさつ
〇森委員長 一言ごあいさつを申し上げます。
 委員の皆様には長時間にわたりまして終始熱心なご審議を賜り、厚く御礼申し上げます。また、理事者初め各位には答弁及び説明に当たり格段のご理解とご配慮をいただき、委員会の円滑な運営にご協力くださいましたことに対し、改めて感謝を申し上げます。皆様方のご協力により、付託を受けました案件につきましてすべて終了させていただきました。重ねてお礼を申し上げまして、予算特別委員会終了のあいさつにかえさせていただきます。ありがとうございました。

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